1960年代後半から最先端の技術を取り入れ、数々のプロダクトを手がけながらも56歳で夭折したデザイナー、倉俣史朗の業績を包括的に紹介する回顧展。その内面や思考の背景による「倉俣史朗自身」をひとつの軸としつつ、倉俣史朗自身と紐づけながら初期から晩年までの作品を紹介する。

1960年代後半から最先端の技術を取り入れ、数々のプロダクトを手がけながらも56歳で夭折したデザイナー、倉俣史朗の業績を包括的に紹介する回顧展。その内面や思考の背景による「倉俣史朗自身」をひとつの軸としつつ、倉俣史朗自身と紐づけながら初期から晩年までの作品を紹介する。
開学55周年記念展として、それぞれ異なる時代に同学で洋画を専攻し、現在は「絵画」の範疇を超えた表現を展開する3名のアーティスト、塩田千春、金沢寿美、ソー・ソウエンによる展覧会。
2021年度から「オルタナティブ・エデュケーション」と題して取り組む地域コミュニティや市民のための学びの場としてのアートセンターの役割を再考する一連の試みの発展形となる展覧会を開催。
神奈川・相模原市と東京都町田市・八王子市の一部に拠点を置く20軒を超えるスタジオが同時期にオープンスタジオを実施するアートプロジェクト「SUPER OPEN STUDIO (S.O.S.)」が、2023年11月11日、12日、13日、18日、19日の5日間にわたり開催。
1980年代前半より京都を拠点に制作活動に取り組み、ユーモラスな形態をとりながら、日常と表裏一体にある深遠な世界を観る人に想起させる作品で知られる今村源。関西を中心に活動してきた今村による関東以北では初の美術館での個展。
関西を拠点に活動する藤本由紀夫、髙橋耕平、野原万里絵、黒田大スケの4人が、創作者としての各々の視点から同館コレクションを調査・研究し、その研究成果としての展示空間=「思考を深める場」を立ち上げることにより新たな展望の提示を試みる展覧会。
杉浦藍、益永梢子、箕輪亜希子、渡辺泰子の同世代4人が2015年に結成したアーティスト・コレクティブが、4人の芸術と人生のために考えられた言葉と身体の実験から新たな言葉、概念を生成する。
2023年度のアーティスト・イン・レジデンス・プログラム「starquakes」に参加しているロウ・ペイシェン、フィオン・ダフィー、西村涼、入江早耶による展覧会
アメリカ近代建築を代表する建築家として国際的に知られるフランク・ロイド・ライトの仕事を、「帝国ホテル二代目本館」を基軸に近年の研究成果を踏まえて紹介する展覧会。
約40年にわたり色彩を繊細に塗り重ねた瞑想的な絵画をはじめ、さまざまな表現方法で作品を発表してきた奈良美智。その創造の「はじまりの場所」としての「故郷」を示唆すると同時に、奈良の作品との出会いが生み出す「はじまりの場所」を意味する「The Beginning Place」を冠した展覧会。
KYOTO EXPERIMENT 京都国際舞台芸術祭 2023の一環として、音とその文化的政治性に対する探究を軸にアイデンティティや戦争、文学などのテーマを扱う香港出身のアーティスト、サムソン・ヤンの個展を京都芸術センターで開催。
鉄という素材に魅了され、素材本来の硬質感や重量感、さらには彫刻=塊という概念からも解放された作品を制作してきた彫刻家、青木野枝の個展。地下からの高さ9mの吹き抜け空間に注目した新作《光の柱》をはじめ、複数の大型作品とともに、美術館を包み込む里山の自然と呼応するような世界を作り出す。