現代のメディア環境における多様な表現をとりあげる展覧会「ICC アニュアル」。今年度は、歴史と技術、メディアの関係に着目し、それらが歴史や記憶の形成にどのように関わってきたのかを考えるとともに、「遺す/残す」という行為そのものについても考察する。
【特別連載】杉田敦 ナノソート2021 #03「熾火の木の国へ(前)」
極小の思考の足取りは、アーティストのサエボーグの誘いによりブラジル、サンパウロへ。同地で美術館とビエンナーレを創設したシッシロ・マタラッツォとヨランダ・ペンテアード夫妻から、オスカー・ニーマイヤー、大野一雄、ファヴェーラ、岡田茂吉、リナ・ボ・バルディなどの間を奇妙な連関を作るかのように逍遥し「ガラスの家」に辿り着く。

