中平卓馬 火―氾濫 @ 東京国立近代美術館

日本の戦後写真における転換期となった1960年代末から70年代半ばにかけて、実作と理論の両面において大きな足跡を記した写真家、中平卓馬の没後初となる回顧展。劇的なエピソードによって固定化された中平像に対し、初期から晩年まで約400点の写真・資料を通じて、その仕事を改めて丁寧にたどり、その展開を再検証する。

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東京国立近代美術館 「新収蔵&特別公開|ピエール・ボナール《プロヴァンス風景》」コレクションによる小企画(3月18日-5月8日)

ピエール・ボナール《プロヴァンス風景》1932 年 2020 年度収蔵されたピエール・ボナールの絵画作品《プロヴァンス風景》(1932 年)の初披露です。 ボナール(1867-1947)は、19 世紀末から 20 世紀半ばにかけて活躍したフランスの画家。60 年近くに及ぶ長いキャView More >

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東京国立近代美術館 「MOMATコレクション」|小特集:白い漫画、黒い漫画(3月18日-5月8日)

池田龍雄«怒りの海»1953年  戦後の日本で、漫画という表現がにわかに美術業界から注目を受けたことがありました。復興に向かい始めたばかりの、1950 年代のことです。  この時代に、社会や人間という主題を、ダークで戯画的に表す美術作品が続々と現れました。版画やペン画でモノクローView More >

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石元泰博 生誕100年記念「うつろいゆくもの」|東京国立近代美術館「MOMATコレクション」

今期の所蔵作品展「MOMATコレクション」3階9室(写真ギャラリー)では、写真家・石元泰博(1921-2012)の生誕100年を記念して、石元が1980年代後半から90年代半ばにかけてとりくんだ「うつろいゆくもの」をめぐる4つのシリーズを展示しています。〈落ち葉〉や〈あき缶〉は、View More >

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小特集:純粋美術と宣伝美術|所蔵作品展「MOMATコレクション」

山城隆一《日本宣伝美術会展》1952年 今期の「MOMAT コレクション」の見どころの一つは、2つの部屋を使った小特集「純粋美術と宣伝美術」です。純粋な美術と、商業的なグラフィックデザインの境界が曖昧だった戦後間もない頃の<造形>と<人々>の交流に焦点を絞ります。起点となるのは、View More >

所蔵作品展「MOMATコレクション特別編 ニッポンの名作130年」

東京国立近代美術館では、今夏、明治から現代までの日本美術の名作をコレクションから選りすぐった特別編 「ニッポンの名作130年」を開催します。横山大観《生々流転》をはじめとする8点の重要文化財を核とした部屋や、藤田嗣治、東山魁夷ら著名な作家を特集した部屋などが連なる、ふだんとは一味View More >

田中功起《ひとつの陶器を五人の陶芸家が作る(沈黙による試み)》「手話とバリアフリー字幕版」(2021年)オンライン無料配信

東京国立近代美術館では、幅広い鑑賞の機会をつくるため、所蔵作品である田中功起《ひとつの陶器を5人の陶芸家が作る(沈黙による試み)》(2013年)の「手話とバリアフリー字幕版」(2021年、HDヴィデオ、カラー、サウンド、80分)を制作しました。 この映像を1年間オンライン無料配信View More >

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所蔵作品展「MOMATコレクション」

今年も、千鳥ヶ淵の桜が美しい季節を迎えます。これにあわせて、所蔵品ギャラリー3階10室では重要文化財の川合玉堂《行く春》をはじめ、桜を描いた名作が、みなさんをお迎えします。 今年の春はまた、東日本大震災から10年の節目でもあります。当館では、震災から間もない2011年5月から、コView More >

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