写真・映像が人々のどのような「記憶」を捉えようとしてきたのかを、篠山紀信の『決闘写真論』(1976)における記憶への示唆を起点に、国内外の7組8名のアーティストの作品を通じて、高齢化社会や人工知能(AI)といった今日的なテーマと共に考察する展覧会。
東京都写真美術館
恵比寿映像祭2024「月へ行く30の方法」 @ 東京都写真美術館、恵比寿ガーデンプレイス センター広場ほか
恵比寿映像祭2024:月へ行く30の方法 @ 東京都写真美術館、恵比寿ガーデンプレイス センター広場ほか
2024年2月2日 – 2月18日
東京都写真美術館、東京
恵比寿映像祭2024「月へ行く30の方法」@ 東京都写真美術館、恵比寿ガーデンプレイス センター広場ほか
16回目となる恵比寿映像祭のテーマは「月へ行く30の方法」。1969年7月20日、NASAのアポロ11号による月面着陸から半世紀以上が経ち、人々が気軽に月へ行くことも技術的に不可能ではなくなりつつある現在において、一見それとは結びつかないようなアーティストたちの思考や実践の中に、新しい発見や創造につながる可能性を、アーティストだけでなく、そこに参加する観客とともに探究していく。
風景論以後 @ 東京都写真美術館
風景論以後
2023年8月11日 – 11月5日
東京都写真美術館
キュレーター:田坂博子(東京都写真美術館学芸員)
風景論以後 @ 東京都写真美術館
1970年前後に現れた風景論をめぐる日本の写真映像表現を、資料を交えて歴史的に再考するとともに、現代の作家の表現にいたるまでの写真映像と風景の変容を、コレクションを中心に包括的に検証する。
深瀬昌久1961–1991 レトロスペクティブ @ 東京都写真美術館
自身の私生活を深く見つめる「私写真」の先駆者として、1960年代から日本の写真史のなかで独自のポジションを築いた写真家・深瀬昌久の軌跡をたどる大規模個展を開催する。
野口里佳 不思議な力 @ 東京都写真美術館
90年代中頃よりさまざまなアプローチの写真表現を探究してきた野口里佳の個展。重力や表面張力、磁力など目には見えない力を小さな実験で可視化させるシリーズ〈不思議な力〉をはじめ、写真作品を中心に映像作品やドローイングにより会場を構成。