日本の女性映画人(3)——1990年代 @ 国立映画アーカイブ

日本映画の歴史において、さまざまな分野で活躍した女性映画人の作品を紹介する特集上映。本年度は1990年代前後の作品を含め、劇映画、ドキュメンタリー、実験映画、アニメーションなど計52作品(37プログラム)を上映し、それぞれの女性映画人を顕彰するとともに、日本映画史を見据える新たな視点を提示する。

高松コンテンポラリーアート・アニュアル vol.12 わたしのりんかく @ 高松市美術館

独自性のある優れたアーティストを紹介する、年に一度の現代美術のグループ展「高松コンテンポラリーアート・アニュアル」。「わたしのりんかく」をテーマに、横山翔平、國久真有、矢野恵利子、新宅加奈子、山下麻衣+小林直人の4名+1ユニットを紹介。

ミュージアム コレクションⅢ 1980年代のイギリス美術 展覧会の記憶とともに @ 世田谷美術館

開館年の1986年から継続的に紹介、収集してきたイギリス美術について、主に1980年代に制作された所蔵作品と同館が過去に開催した展覧会の記録写真と併せて振り返るコレクション展。

「第1回 MIMOCA EYE / ミモカアイ」大賞受賞記念 西條茜展 ダブル・タッチ @ 丸亀市猪熊弦一郎現代美術館

同館が2022年に創設した公募展「MIMOCA EYE / ミモカアイ」の第1回大賞受賞者である西條茜の個展。新作のみで構成し、陶を素材とした有機的な造形作品のほか、ガラス作品、パフォーマンスの様子を捉えた映像作品を展示。会期中にはパフォーマンスイベントも開催予定。

メキシコへのまなざし @ 埼玉県立近代美術館

開館から積み重ねてきたメキシコ美術コレクションとその形成の歩みを、学芸員としてメキシコ美術の普及に努めた同館初代館長の本間正義の仕事とともに紹介。同時開催の「アーティスト・プロジェクト#2.0」は松平莉奈の個展。

BUTSUDORI ブツドリ:モノをめぐる写真表現 @ 滋賀県立美術館

もともとは商業広告などに使う商品(モノ)を撮影する言葉として用いられた「ブツドリ」をテーマに、重要文化財である明治期の写真原板、文化財写真、静物写真、広告写真、現代のアーティストによる写真作品など、200点以上の写真を6章構成で、幕末や明治の写真から1920、30年代のピクトリアリズム、新興写真、前衛写真などと、現代の写真作品を並置しながら紹介。

没後20年 東野芳明と戦後美術 @ 富山県美術館

中原佑介、針生一郎とともに「御三家」として戦後日本美術を代表する評論家に挙げられ、同館前身の富山県立近代美術館の運営委員を務め、そのコレクション形成にも大きな影響を与えた東野芳明の美術評論家としての歩みを紹介する。

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