ホーム・スイート・ホーム @ 丸亀市猪熊弦一郎現代美術館

歴史、記憶、アイデンティティ、私たちの居場所、役割などをキーワードに表現された作品群を通して、私たちにとっての「ホーム」——家そして家族とは何か、私たちが所属する地域、社会の変容、普遍性を浮かび上がらせることを試みる。

SHOW-CASE PROJECT Extra-1 冨井大裕 モノコトの姿 @ 慶應義塾大学アート・センター

慶應義塾大学アート・センターと冨井大裕による3年間にわたるプロジェクト「SHOW-CASE PROJECT Extra」。第1回となる本展では、「モノコトの姿」というタイトルのもと、彫刻の根本を探るような問いかけを提示する。

荒川ナッシュ医 ペインティングス・アー・ポップスターズ @ 国立新美術館

さまざまなアーティストと共同作業を続け、「私」という主体を再定義しながら、アートの不確かさをグループ・パフォーマンスとして表現してきた荒川ナッシュ医の個展を開催。「生きた美術館」をテーマに、子供、絵画、歴史、音楽、身体、会話、そしてユーモアがアンバランスに作用しあう展覧会を通じて、絵画とパフォーマンスの近しい関係を探る。

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消えつつ 生まれつつ あるところ @ イクヤマ家ほか

金沢市菊川の空き家の活用とコミュニティの活性化を目指すNPO法人「綴る」主催のもと、同地域にあるコミュニティセンター「イクヤマ家」をはじめとした5つの空き家を使用した展覧会が開催。本企画は金沢21世紀美術館主催の「すべてのものとダンスを踊って―共感のエコロジー」 連携企画「もっと踊ろう!共感のエコロジー」に参加している。

現在地のまなざし 日本の新進作家 vol.21 @ 東京都写真美術館

写真・映像の可能性に挑戦する創造的精神を支援し、将来性のある作家を発掘するために、新しい創造活動の展開の場として、2002年より継続するシリーズの21回目の展覧会。大田黒衣美、かんのさゆり、千賀健史、金川晋吾、原田裕規の5名が出品。

没後30年 木下佳通代 @ 埼玉県立近代美術館

関西を拠点に活動した木下佳通代の全体像を紹介する展覧会が、大阪中之島美術館より巡回。初期の油彩画から絶筆までの約120点の作品を取り上げ、3章構成で年代毎に足跡を辿り、一貫して「存在とは何か」という問いに向き合い続けた木下の全貌に迫る。

しないでおく、こと。― 芸術と生のアナキズム @ 豊田市美術館

アナキズムの実践といえるそれぞれの試みを紹介。体制の外側で非公開、非公式にアクションを続けるロシアの集団行為、自宅を解放し同時代の作家たちに提供したマルガレーテ・ラスペなどを取り上げる。またコーポ北加賀屋、オル太、大木裕之の3組は本展のためにインスタレーションを制作。

イメージフォーラム・フェスティバル2024

幅広い映像表現を紹介する国内有数の映像祭として知られるイメージフォーラム・フェスティバルが、「交差する視線 ドキュメンタリーという物語」の総合テーマを掲げ、10月12日からシアター・イメージフォーラムなど都内3会場で開催。

アレック・ソス 部屋についての部屋 @ 東京都写真美術館

世界的に高い評価を受けてきたアレック・ソスのこれまでの作品を「部屋」をテーマに編み直し、ほぼすべての出品作品を屋内で撮影した写真で構成する展覧会。初期の代表的なシリーズから世界初公開の最新作まで、約60点の写真を展示し、30年に及ぶソスの表現活動に迫る。

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