no image

ミロ展——日本を夢みて

  バルセロナに生まれた芸術家ジュアン・ミロ(1893-1983)は、ピカソやダリと並び現代スペインを代表する巨匠として、日本でも永く愛されてきました。しかし、絵画や彫刻、版画、タペストリー、そしてやきものにまで及ぶその旺盛な創作活動の裏に、日本文化への深い造詣があったView More >

no image

ミニマル/コンセプチュアル ドロテ&コンラート・フィッシャーと1960-70年代美術

 ミニマル・アートという言葉は、作家の個性を示すような表現性を捨て去り、幾何学的で単純なかたちの絵画や彫刻を制作した、1960年代アメリカの新しい美術動向の呼称として広まりました。その代表的な作家であるカール・アンドレとダン・フレイヴィンは、自ら手を動かすことをやめ、工業的に生産View More >

トライアローグ 横浜美術館・愛知県美術館・富山県美術館 20世紀西洋美術コレクション

      横浜美術館、愛知県美術館、富山県美術館という、国内の各地域を代表する3つの公立美術館は、開館から30〜40年の活動を通じて、それぞれ充実したコレクションを築いてきました。3館に共通するのは、20世紀の西洋美術を収集の柱のひとつとしているこView More >

GENKYO 横尾忠則 原郷から幻境へ、そして現況は?

横尾忠則(1936年生まれ)は、1960年代初頭よりグラフィック・デザイナー、イラストレーターとして活動を開始し、日本の土俗的なモティーフとポップ・アート的な感覚を融合させた独自の表現で注目されました。1980年代には「デザイナー」から「画家・芸術家」へと活動領域を移し、斬新なテView More >

Copyrighted Image