インディペンデントキュレーターの長谷川新をキュレーターに迎え、林修平、MES、FAQ?の3組が想定された範囲を超えて電波が届くスピルオーバー現象から着想を得た新作を発表。継続的に発表を続けるスピルオーバーの企画の最初の試みとして、一人・一組・一プラットフォームの実践を展開する。
おすすめ展覧会
松下真理子 人間動物 @ 原爆の図 丸木美術館
生きる痛みや性愛、「人間とはどのようなものか」を追いかけつづけ、絵画をはじめとするさまざまな手法を用いて作品を発表してきた松下真理子の個展を開催。新たな思想的深淵に踏みこんだ作品群を発表する。
三島喜美代―未来への記憶 @ 練馬区立美術館
新聞やチラシなどの印刷物を陶に転写して焼成した立体作品をはじめ、大量消費社会や情報化社会への批評的な眼差しと、日々の暮らしの中から生まれる遊び心を備えた作品を発表してきた三島喜美代の個展。
共創の場:ジェンダー問題とアジアのアート・コレクティブ @ 青山学院大学 ジェンダー研究センターギャラリー
ジェンダーの問題に取り組み、コミュニティの構築を目指す6つのアート・コレクティブを紹介する展覧会が青山学院大学のジェンダー研究センターギャラリーで開催。それぞれの活動に共通する「コレクティビズム」という考え方を軸に、社会的に少数派の人々がいかに助け合いや支援を行ない、共同の学びの場を生み出しているのかに注目する。
サエボーグ「I WAS MADE FOR LOVING YOU」/津田道子「Life is Delaying 人生はちょっと遅れてくる」 Tokyo Contemporary Art Award 2022-2024 受賞記念展 @ 東京都現代美術館
東京都とトーキョーアーツアンドスペース(TOKAS)は、Tokyo Contemporary Art Award 2022-2024の受賞者のサエボーグと津田道子による受賞記念展を東京都現代美術館で開催中。今年はサエボーグが「I WAS MADE FOR LOVING YOU」、津田道子が「Life is Delaying 人生はちょっと遅れてくる」とそれぞれにタイトルを設けた個展形式での開催となる。

青山悟 刺繍少年フォーエバー @ 目黒区美術館
目黒区出身の青山悟による初の美術館での個展。青山の作品に現れる刺繍されたタバコの吸い殻などは、社会から姿を消そうとしているさまざまな「消えゆくもの」へ視線を促すモチーフであり、問いかけを意味する。
『シュルレアリスム宣言』100年 シュルレアリスムと日本 @ 三重県立美術館
20世紀最大の芸術運動とも称されるシュルレアリスムに影響を受けた日本の絵画作品の多様なイメージの展開を紹介する展覧会。日本のシュルレアリスム絵画の全貌を紹介する展覧会。
AWC(アートワーカーズ連合)アーカイブ展 @ 語らい座 大原本邸
ジュリア・ブライアン゠ウィルソンの研究書の翻訳『アートワーカーズ 制作と労働をめぐる芸術家たちの社会実践』が出版されたばかりのアートワーカーズ連合。1960年代末にニューヨークで結成されたアーティストや批評家たちによる活動を写真資料を中心に振り返る展覧会。
αMプロジェクト2023‒2024「開発の再開発 vol.5 奥村雄樹|我を忘れる身構えの手解きの跡形(我々は数多の知る由もない先行きの面影に湧き立つ)」@ gallery αM
美術家・美術批評家の石川卓磨をゲストキュレーターに迎えたαMプロジェクト2023‒2024「開発の再開発」の5番目の展覧会として、「奥村雄樹|我を忘れる身構えの手解きの跡形(我々は数多の知る由もない先行きの面影に湧き立つ)」を開催。
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コレクション特集「具体美術協会/芦屋」「アプローチ!―アーティストに学ぶ世界のみかた」@ 芦屋市立美術博物館
結成70周年を迎える具体美術協会(具体)の活動を概観する「具体美術協会/芦屋」と、制作を通して世界と関わるアーティストの視点と制作の手法に着目した「アプローチ! ―アーティストに学ぶ世界のみかた」のふたつの特集の下に約1,500点の収蔵作品から厳選した作品を紹介。