TRIO パリ・東京・大阪 モダンアート・コレクション @ 東京国立近代美術館


 

TRIO パリ・東京・大阪 モダンアート・コレクション
2024年5月21日(火)-8月25日(日)
(前期:5/21-7/7|後期:7/9-8/25)※一部作品の展示替えあり
東京国立近代美術館
https://www.momat.go.jp/
開館時間:10:00–17:00(金、土は20:00まで)入館は閉館30分前まで
休館日:月(ただし、7/15、8/12は開館)7/16、8/13
展覧会公式URL:https://art.nikkei.com/trio/

 

パリ市立近代美術館、東京国立近代美術館、大阪中之島美術館の3館共同企画「TRIO パリ・東京・大阪 モダンアート・コレクション」が、5月21日より東京国立近代美術館で開催される。

本企画では、各館が築いてきた豊かなモダンアートのコレクションから34のテーマに合う作品をそれぞれ選び出し、「トリオ」を組む形で紹介していく。テーマは、時代や流派、洋の東西を越えて、主題やモチーフ、色や形、素材、作品が生まれた背景など、自由な発想で設定される。たとえば、「モデルたちのパワー」であれば、アンリ・マティス《椅子にもたれるオダリスク》(1928)、萬鉄五郎《裸体美人》(1912)*、アメデオ・モディリアーニ《髪をほどいた横たわる裸婦》(1917)、「現実と非現実のあわい」であれば、ヴィクトル・ブローネル《ペレル通り2番地2の出会い》(1946)、有元利夫《室内楽》(1980)、ルネ・マグリット《レディ・メイドの花束》(1957)、「色彩とリズム」であれば、ソニア・ドローネーの《色彩のリズム》、田中敦子《作品 66-SA》、菅野聖子《フーリエ変換(プロコフィエフ 束の間の幻影)》など。総勢110名の作家による出品作品約150点(初来日32点)で本展独自の34のトリオを組み、テーマやコンセプトに応じた7つの章に分けて紹介することで、20世紀初頭から現代までのモダンアートの新たな見方を提案し、その魅力を浮かび上がらせる。

*萬鉄五郎《裸体美人》は7月23日(火)から8月8日(木)までの期間、作品保護のため展示を一時休止し、8月9日(金)より展示を再開。なお、休止期間中は萬鉄五郎《裸婦(ほお杖の人)》を展示する。

 


ヴィクトル・ブローネル《ペレル通り2番地2の出会い》1946年、パリ市立近代美術館 Photo: Paris Musées/Musée d’Art Moderne de Paris(トリオ、テーマ〈現実と非現実のあわい〉より)


有元利夫《室内楽》1980年、東京国立近代美術館(トリオ、テーマ〈現実と非現実のあわい〉より)


ルネ・マグリット《レディ・メイドの花束》1957年、大阪中之島美術館
(トリオ、テーマ〈現実と非現実のあわい〉より)

 


巡回情報
TRIO パリ・東京・大阪 モダンアート・コレクション
2024年9月14日(土)-12月8日(日)
(前期:9/14-10/27|後期:10/29-12/8)※展示替えあり
大阪中之島美術館
https://nakka-art.jp/

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