60年以上にわたり芸術表現の可能性を探究し続けてきた画家、デイヴィッド・ホックニーの国内27年振りの大規模個展を開催。120点余の作品を通じて、ホックニーの創作の歩みを辿る。
おすすめ展覧会
「あ、共感とかじゃなくて。」@ 東京都現代美術館
家族や友人との人間関係や、自分のアイデンティティを確立する過程に悩むことも多い10代のこどもや若者に向けて、答えのない問いを考え続けることを提案する展覧会。
吹けば風 @ 豊田市美術館
通常は見過ごされ、忘れられてしまうような細やかな発見や驚きに注目し、川角岳大、澤田華、関川航平、船川翔司の4人のアーティストの作品を通じて、日常的な体験を問い直す展覧会。
ホーム・スイート・ホーム @ 国立国際美術館
歴史、記憶、アイデンティティ、私たちの居場所、役割等をキーワードに表現された作品群から、私たちにとっての「ホーム」——家そして家族とは何か、私たちが所属する地域、社会の変容、普遍性を浮かび上がらせることを試みる展覧会が開催。

劉建華(リュウ・ジェンホァ) 中空を注ぐ @ 十和田市現代美術館
現代美術の素材に磁器を取り込み、その儚さを通して空虚さに満ちた現代を語る作品を発表してきた上海を拠点に活動するアーティスト、リュウ・ジェンホァ[劉建華]の日本初個展。
中園孔二 ソウルメイト @ 丸亀市猪熊弦一郎現代美術館
25歳という若さで亡くなった中園が生前最後の日々を過ごした香川県において、約200点の作品を一堂に紹介する過去最大規模の個展を開催。
出来事との距離—描かれたニュース・戦争・日常 @ 町田市立国際版画美術館
同館収蔵品と若手アーティストの作品を通じて、過去、現在のアーティストが「出来事との距離」にいかに向き合ってきたか、時代や立場によって異なる表現を探る展覧会。
浪のしたにも都のさぶらふぞ @ 山口情報芸術センター[YCAM]
台湾を拠点に活躍するシュウ・ジャウェイ、チャン・ティントン、チェン・シェンユゥによる、人形浄瑠璃とCGアニメーションを組み合わせた、映像とライブパフォーマンスからなる新作を発表する展覧会。

ダラ・バーンバウム @ プラダ 青山店 5F
40年以上にわたり、ビデオアート、メディアアート、インスタレーションにおける先駆的な作品を通じて、マスメディアの持つイデオロギー的特徴や美的特徴を探究してきたダラ・バーンバウムの個展。
若林奮 森のはずれ @ 武蔵野美術大学 美術館(展示室2・4・5、アトリウム1・2)
鉄を主な素材とし、緻密な観察と省察にもとづく固有の彫刻観、自身と周縁世界との関わりをめぐる思索を内包した彫刻作品により、戦後日本の現代彫刻を牽引した『若林奮 森のはずれ』が開催。