「パンク」の系譜をたどり直し、そこに通底する他者および自己への倫理といった原理を認め、その原理を共有する展覧会『Punk! The Revolution of Everyday Life』が東京藝大に巡回。

「パンク」の系譜をたどり直し、そこに通底する他者および自己への倫理といった原理を認め、その原理を共有する展覧会『Punk! The Revolution of Everyday Life』が東京藝大に巡回。
開館当初の1963年から1970年まで毎年開催した、中堅・若手作家を紹介する定点観測的なグループ展シリーズ『現代美術の動向』展を、主な出品作もしくは関連作、記録写真、展覧会に関するアーカイヴ資料を紹介しながら振り返る展覧会。
開館25周年を迎える茅ヶ崎市美術館では、美術館を作品と作家、時代と社会、他者と自分、過去と未来など、さまざまなものやことのあいだで佇むことのできる空間として捉え、同館にゆかりのある作品や作家を紹介しながら、地域に美術館という場があることについて考える展覧会『渉るあいだに佇む-美術館があるということ』を開催する。
1980年代後半から女性と戦争をテーマに作品を制作し、日本のフェミニズムアートの先駆けとして活動してきた嶋田美子の21年ぶりとなる新作個展。1972年に設立された中ピ連を予言者として捉え直し、その「闘う態度と精神」を現代に招魂することを試みる。
日本国憲法と美術作品を併置した構成で2019年に刊行された書籍『日本国憲法』(松本弦人編、TAC出版)に着想を得た展覧会が、東京都内の無人島プロダクション、青山|目黒、ジュンク堂書店 池袋本店の3会場で開催。
森美術館は東京シティビューにて、自然界のエネルギーや建築物の記憶を取り込みつつ、都市計画のような大規模プロジェクトもヒューマン・スケールが基準となるという信念の下に革新的なプロジェクトを手がけるクリエイティブ・チーム、ヘザウィック・スタジオによる展覧会「へザウィック・スタジオ展:共感する建築」を開催する。
反暴力のためのアーティストと市民の集い(GAC)が主催する展覧会『#SP_RING_2023』が、秋田公立美術大学構内のアトリエももさだにて開催。GACによる「新聞」第2号も発行。
芦屋の地で絵画制作を続け、昭和から平成にかけて芦屋の美術の中心に存在していた画家、伊藤継郎の画業の再検証を試みる展覧会。約60点の伊藤作品とともに、伊藤が画家として歩む中で交流した20名の多彩な画家たちの作品を展観し、当時の洋画界の様相を紹介する。
日本在住の35歳以下のアーティストを対象にした活動支援プログラム『TOKAS-Emerging 2023』を開催する。81組の応募から選ばれた室井悠輔、井上瑞貴、宇佐美奈緒、ちぇんしげ、大東忍、岡本大河の6名のアーティストの個展を4月から6月にかけて2会期にわたり実施。
瀧口修造、阿部展也、大辻清司、牛腸茂雄の4人の作家の交流と創作を辿りながら、シュルレアリスム写真から「なんでもない」写真へと、現代に接続する「前衛」の精神を考察する。