中堅アーティストの海外展開を含む更なる飛躍の促進を目的に、東京都とトーキョーアーツアンドスペースが設立した現代美術賞。Tokyo Contemporary Art Award 2024–2026の受賞者は梅田哲也と呉夏枝の2名に決定。授賞式および受賞記念シンポジウムは2024年2月17日に開催。
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国立アートリサーチセンターが「アーティストの国際発信支援プログラム」を新設
国立アートリサーチセンターが、日本の現代美術の国際的なアートシーンにおける存在感向上を目指して、日本国外で開催される国際芸術展に日本のアーティストが参加する際の費用の一部を主催団体を通じて支援する「アーティストの国際発信支援プログラム」を新設。
ターナー賞2023
2023年12月5日、世界有数の現代美術賞として知られるターナー賞の受賞者にジェシー・ダーリングが選出された。ダーリングの受賞作品および最終候補のギレーヌ・レオン、ローリー・ピルグリム、バーバラ・ウォーカーの作品を展示している「ターナー賞2023」は、ウィンター・ガーデンに隣接する美術館タウナー・イーストボーンで来年4月14日まで開かれている。
第8回横浜トリエンナーレ、参加アーティスト第1弾を発表
横浜トリエンナーレ組織委員会が、来年3月に開幕を控える第8回横浜トリエンナーレに参加するアーティストを発表。第1弾の発表となった67組のうち30組が日本初紹介となる。
公募|Hiroshima MoCA FIVE
広島市現代美術館が新たな公募展「Hiroshima MoCA FIVE」を開始。審査により選出された5名/組のアーティストが、美術館によるサポートを受けながら、設定されたテーマに基づく展覧会への出品作を制作、展示する形式となる。
募集締切は、12月18日17時(期間内必着)。
恵比寿映像祭が次回のテーマおよび参加作家の一部を発表
来年2月に開催する恵比寿映像祭の総合テーマが「月へ行く30の方法」に決定。参加作家の一部やコミッション・プロジェクトとの連動など新たな取り組みが発表となった。
アートウィーク東京が11月2日に開幕
東京における現代美術の創造性と多様性を国内外に発信するアートイベント「アートウィーク東京」が開催。新企画となる大倉集古館を舞台に開かれる展覧会「AWT FOCUS」や、恒例となった都内50の美術館・ギャラリーを繋ぎ7つのルートを巡回するシャトルバス「AWT BUS」をはじめとする多彩なプログラムを通じて、東京のアートのエコシステムの活性化を目指す。
アートウィーク東京、展覧会やシンポジウムなど本年度のプログラムのハイライトを発表
アートウィーク東京が、7つのルートで運行されるシャトルバス「AWT BUS」、大倉集古館を舞台に開かれる展覧会「AWT FOCUS」、国内外のキュレーターを招聘した「AWT TALKS」、AWT参加ギャラリーの所属アーティストの映像作品を紹介する上映プログラム「AWT VIDEO」など、本年度のプログラムのハイライトを発表。
国際芸術祭「あいち2025」の芸術監督が決定
国際芸術祭「あいち 2025」の芸術監督に、シャルジャ美術財団理事長兼ディレクターのフール・アル・カシミを就任。シャルジャ・ビエンナーレをはじめ20年間に及ぶ経験を活かすとともに、地元のアーティストやコミュニティと密接に連携しながら、意義ある展覧会及びプロジェクトの実現を目指す。
第60回ヴェネツィア・ビエンナーレ、タイトル発表
第60回ヴェネツィア・ビエンナーレのテーマが「Foreigners Everywhere(外国人はどこにでもいる)」に決定。アイデンティティや国籍、ジェンダーなど、さまざまな領域で周縁化されてきた声に耳を傾け、モダニズムを再検討する。