11月3日から11月6日の4日間にわたり、日本の現代美術の創造性と多様性、そして、それらを担うコミュニティを国内外に紹介するアートイベント「アートウィーク東京」が開催。
ニュース
東京都人権部による飯山由貴《In-Mates》検閲事件に対する抗議(10月28日記者会見)
《In-Mates》上映会事務局は、東京都人権プラザで開催中の飯山由貴の個展『あなたの本当の家を探しにいく』の附帯事業として当初予定されていた映像作品《In-Mates》(2021年制作)の上映とトークに対し、東京都人権部が関東大震災時の朝鮮人等の虐殺事件を扱うことに対する懸念から作品上映を禁止したことに対する経緯説明および抗議のために記者会見を開催。
第17回イスタンブール・ビエンナーレ
30年以上の歴史を誇るイスタンブール・ビエンナーレが、ウテ・メタ・バウアー、アマル・カンワル、デイヴィッド・テの3人をキュラトリアル・チームに迎え、ボスポラス海峡を挟んで広がる市内12箇所を展示会場に17回目の開幕を迎える。
釜山ビエンナーレ2022
「We, on the Rising Wave」をテーマに掲げる釜山ビエンナーレ2022が、釜山現代美術館を中心に釜山港ピア1、釜山影島、釜山草梁の4会場を舞台に開幕。キム・ヘジュをアーティスティック・ディレクターに迎え、近代以降の釜山の歴史や都市構造の変遷に取り残された物語や隠された物語を現在との関係において振り返る。
フリーズ・ソウル
フリーズ・アートフェア史上初のアジア地域での開催として注目が集まるフリーズ・ソウルが、9月2日から9月5日の4日間にわたりソウル市内江南地区の複合施設「COEX」で開催。同会場では韓国画廊協会主催のアートフェアKIAFも同時開催。
日本美術と帝国主義の関係を考察するオンライン連続講義が開講
小田原のどかと山本浩貴が編著者となり、2023年に刊行予定の書籍『この国(近代日本)の芸術:「日本美術史」を脱帝国主義化する』の関連企画として、同書籍寄稿者有志11名による全10回の連続講義を開催。
【PR】第20回台新芸術賞
台湾国内で過去1年間に発表された視覚芸術および舞台芸術における優れた表現を表彰する芸術賞「第20回台新芸術賞」の年間グランプリは、台北の牯嶺街小劇場で『A Journey towards Sentiment (kanshooryokoo)』を上演したミスター・ウイング・シアターカンパニーが受賞。
ヨコハマトリエンナーレ2023のアーティスティック・ディレクターが決定
ヨコハマトリエンナーレ2023のアーティスティック・ディレクターに、北京を拠点に活動するアーティスト兼キュレーターのリウ・ディンと、北京インサイドアウト美術館ディレクターのキャロル・インホワ・ルーが就任。2001年以来8度目の開催となるヨコトリは初の冬季開催。
第23回バロワーズ賞
アートバーゼルのステートメント部門で作品を発表する新進のアーティストを対象としたバロワーズ賞の受賞者に、ジャーメク・コンテンポラリー・アートから出品したヘレナ・ウアンベンベと、チャプター・ニューヨークから出品したトルマリンが選出された。
公募|TOKASが2023年度レジデンス・プログラムの応募受付を開始
トーキョーアーツアンドスペースが、東京・墨田にあるTOKASレジデンシーを利用した、2023年度に実施する4つのレジデンス・プログラムの公募を開始。2023年度より「キュレーター招聘プログラム」を新設。