第60回ヴェネツィア・ビエンナーレの日本館展示の出品作家に毛利悠子、作家指名によるキュレーターに韓国出身のイ・スッキョンが決定。日本館における日本人以外のキュレーターの抜擢は史上初。

第60回ヴェネツィア・ビエンナーレの日本館展示の出品作家に毛利悠子、作家指名によるキュレーターに韓国出身のイ・スッキョンが決定。日本館における日本人以外のキュレーターの抜擢は史上初。
横浜トリエンナーレ組織委員会は、来年3月に開幕を控える第8回横浜トリエンナーレのテーマを「野草:いま、ここで⽣きてる」に決定するとともに、旧第一銀行横浜支店とBankART KAIKOのふたつの歴史的建造物を新たに会場に使用すると発表。
公益財団法人稲盛財団が主催する京都賞の思想・芸術部門を、揺れ動く歴史を生きる経験に基づき、抑圧に苦しむ声なき者の声を届ける表現を開拓し、美術の「脱中心化」に非欧米圏から貢献した業績により、ムンバイ出身のアーティスト、ナリニ・マラニが受賞。
アジア太平洋地域で複数の国際アートフェアを主催するThe Art Assemblyが日本で新たに設立したアートフェア「Tokyo Gendai」が、横浜国際平和会議場(パシフィコ横浜)で開催。また、オフィシャルフェアパートナーの寺田倉庫では、7月7日から10日にかけて「TENNOZ ART WEEK」を天王洲で開催。
日本在住の35歳以下のアーティストを対象とする展覧会公募プログラム「TOKAS-Emerging」の2024年度の出展作家の募集開始。選ばれた6組のアーティストには、会場の無償提供や制作支援金15万円に加え、展覧会実現のためのさまざまなサポートを提供。
アートバーゼルのステートメント部門に出品したアーティストを対象とする「バロワーズ賞」を、スカイ・ホピンカとシン・ワイ・キンが受賞。同賞は受賞者への賞金のほか、バロワーズ・グループが購入した両者の作品をヨーロッパ有数の美術館に寄贈する。
2023年5月27日、視覚芸術と舞台芸術を対象とする台湾有数の芸術賞「台新芸術賞」の授賞式が行なわれ、画家のタン・ジョフン[黨若洪]が台北の安卓芸術で開催した個展「As You Sleep Worry-Free」で年間グランプリを受賞した。絵画表現による年間グランプリの受賞は史上初。
賞金300万円、海外での活動支援、東京都現代美術館での展覧会機会など、中堅アーティストの海外展開を含む更なる飛躍の促進を目的に設立されたTCAAの5回目の公募が6月12日から開始。
2023年6月15日から18日の4日間にわたり、36か国/地域から284軒のギャラリーが集まる世界最大規模の近現代美術のアートフェア「アートバーゼル」が、バーゼル市内のメッセ・バーゼルで開催される。メッセプラッツのプロジェクトは、昨年の第59回ヴェネツィア・ビエンナーレにスイス代表として参加したラティファ・エシャクシュが担当。
東京都内に広がる美術館やギャラリーを繋ぐ無料のシャトルバスや独自の企画を通じて、日本の現代美術の創造性と多様性、またそのコミュニティを国内外に紹介するアートイベント「アートウィーク東京」が開催日程や日本のアート市場の活性化を目指した新たな企画「AWT FOCUS」など開催概要を発表。