彫刻、音、動きなどを組み合わせることで、空間にただよう「見えない力/事象」に形を与え、わたしたちに感受可能なものに変換する作品で知られる毛利悠子を迎え、石橋財団コレクションと現代のアーティスト「ジャム・セッション」の第5弾を開催。

彫刻、音、動きなどを組み合わせることで、空間にただよう「見えない力/事象」に形を与え、わたしたちに感受可能なものに変換する作品で知られる毛利悠子を迎え、石橋財団コレクションと現代のアーティスト「ジャム・セッション」の第5弾を開催。
「足りないもの」や「見えていないもの」など、日常で意識しにくい物事やその在り方をミニマルな立体造形を通して考察してきたふたりのアーティスト、松井沙都子と松延総司による展覧会。
いわきゆかりの現代作家を紹介する「ニューアートシーン・イン・いわき」の50回目の企画として、東日本大震災後、ともにボランティアで東北を訪れたことをきっかけに活動を開始したアートユニット「小森はるか+瀬尾夏美」の個展を開催。
原子力発電所および原子力技術の利用に関する考察を巡るフィールドリサーチを含めた作品を、2014年頃から発表してきた川久保ジョイの個展。原子燃料サイクル施設の建設が進む青森県の六ヶ所村を中心に撮影された新作映像を軸に、本作に関するさまざまな要素を展覧会の中で展開する。
歴史、記憶、アイデンティティ、私たちの居場所、役割などをキーワードに表現された作品群を通して、私たちにとっての「ホーム」——家そして家族とは何か、私たちが所属する地域、社会の変容、普遍性を浮かび上がらせることを試みる。
外来種や純血種、絶滅種など、人間と自然との間に生じるコンフリクトを連想させるモチーフを通じて、人間社会が抱える問題を暗示する作品を手がけてきた渡辺志桜里の個展。
慶應義塾大学アート・センターと冨井大裕による3年間にわたるプロジェクト「SHOW-CASE PROJECT Extra」。第1回となる本展では、「モノコトの姿」というタイトルのもと、彫刻の根本を探るような問いかけを提示する。
さまざまなアーティストと共同作業を続け、「私」という主体を再定義しながら、アートの不確かさをグループ・パフォーマンスとして表現してきた荒川ナッシュ医の個展を開催。「生きた美術館」をテーマに、子供、絵画、歴史、音楽、身体、会話、そしてユーモアがアンバランスに作用しあう展覧会を通じて、絵画とパフォーマンスの近しい関係を探る。
金沢市菊川の空き家の活用とコミュニティの活性化を目指すNPO法人「綴る」主催のもと、同地域にあるコミュニティセンター「イクヤマ家」をはじめとした5つの空き家を使用した展覧会が開催。本企画は金沢21世紀美術館主催の「すべてのものとダンスを踊って―共感のエコロジー」 連携企画「もっと踊ろう!共感のエコロジー」に参加している。
写真・映像の可能性に挑戦する創造的精神を支援し、将来性のある作家を発掘するために、新しい創造活動の展開の場として、2002年より継続するシリーズの21回目の展覧会。大田黒衣美、かんのさゆり、千賀健史、金川晋吾、原田裕規の5名が出品。
関西を拠点に活動した木下佳通代の全体像を紹介する展覧会が、大阪中之島美術館より巡回。初期の油彩画から絶筆までの約120点の作品を取り上げ、3章構成で年代毎に足跡を辿り、一貫して「存在とは何か」という問いに向き合い続けた木下の全貌に迫る。
アナキズムの実践といえるそれぞれの試みを紹介。体制の外側で非公開、非公式にアクションを続けるロシアの集団行為、自宅を解放し同時代の作家たちに提供したマルガレーテ・ラスペなどを取り上げる。またコーポ北加賀屋、オル太、大木裕之の3組は本展のためにインスタレーションを制作。