料理人・アーティストの岩間朝子が、「ひとりひとりの日常の中での気づき」や「連帯(solidarity)」をテーマに、日々の断片的な実践を共有する期間限定キオスクが、12月14日から22日まで開催。映像作品を毎日上映し、作品やアーカイブなどを展示する。
おすすめ展覧会
眠れよい子よ よい子の眠る/ところ @ 神奈川県民ホールギャラリー
「場」というコンセプトに「よい子」「眠る」というキーワードを加えて、5名の外部キュレーターが選んだアーティストを紹介。「よい」という概念がどのように変化し、また「眠る」ことがどのような意味を持つのか、よい社会やよい生活について考える契機を目指す。
Shake Hands @ parcel
既成の認識を超えた「物語」と「他者」を扱い、異なる文脈と手法で「異界の視点」を表現する、石井麻希と石田恵嗣による二人展。絵画や雑誌などのドキュメンテーションといった静止したメディウムを通じて新たな知覚の可能性を探るふたりの作品を展示し、視覚的な共鳴と対話を試みる。
小西真奈 Wherever @ 府中市美術館
鑑賞者の個人的記憶をアルバムをめくるように思い出させる大画面の風景画を2000年代から描いてきた、小西真奈の美術館での初の大規模個展。コロナ禍に描いた風景画の近作および新作のほか、小西が自ら精選した代表作など100点以上を展示し、これまでの制作を一望する。
MOTアニュアル2024 こうふくのしま @ 東京都現代美術館
現代美術の一側面を切り取り、問いかけや議論のはじまりを引き出す展覧会企画として継続的に開催してきたMOTアニュアルの第20回展として、「MOTアニュアル2024 こうふくのしま」を開催。清水裕貴、川田知志、臼井良平、庄司朝美の4名のアーティストを、その最新作とともに紹介。
ANNUAL BRAKE 2024 @ The 5th Floor
若手アーティストを招請し、新作の制作・発表はせず、過去作品のみで展覧会を作るプロジェクト。今年で4回目となる本展では、上竹真菜美、梅原徹、筒 | tsu-tsuの3名が参加し、会期中に14日間ずつ回顧展を行なう。
谷中佑輔 弔いの選択 @ 十和田市現代美術館
ベルリンを拠点に、彫刻とダンスを主な表現形式として作品制作を行ない、展覧会や舞台公演を横断しながら作品を発表している谷中佑輔の美術館初個展。
αMプロジェクト2023‒2024「開発の再開発 vol.8 Multiple Spirits|いつでもルナティック、あるいは狂気の家族廃絶」@ gallery αM
αMプロジェクト2023‒2024「開発の再開発」の最終回となる8番目の展覧会として、遠藤麻衣と丸山美佳によるコレクティブ、Multiple Spiritsの展覧会を開催。ジンや雑誌が複数の筆者による寄稿で構成されるように、マルスピのほかに複数のアーティストが参加する。
アメル・ナーセル写真展「GAZA. Signal of Life」@ 東京藝術大学音楽学部キャンパス 大学会館2階 展示室
ガザ出身のパレスチナ人映像作家・写真家のアメル・ナーセルの日本初の写真展「GAZA. Signal of Life」が東京藝術大学音楽学部キャンパス 大学会館2階 展示室で開催。
再開館記念「不在」 ―トゥールーズ=ロートレックとソフィ・カル @ 三菱一号館美術館
リニューアル・オープン後初の展覧会となる本展では、同館のコレクションそして展覧会活動の核をなすアンリ・ド・トゥールーズ゠ロートレックの作品に改めて注目し、ソフィ・カルとの協働を通じて、美術館活動に新たな視点を取り込み、今後の発展に繋げていくことを目指す。