東京都現代美術館での個展「柔らかな舞台」も記憶に新しい、20年以上にわたり国際的に活動してきたオランダの現代美術を代表するアーティスト、ウェンデリン・ファン・オルデンボルフの新作個展を開催。1930年代から50年代にかけて日本、オランダ、インドネシアで活躍した女性たちに着想した新作などを発表。
おすすめ展覧会
そこに光が降りてくる 青木野枝/三嶋りつ惠 @ 東京都庭園美術館
鉄を用いて空間に線を描くような彫刻で表現の地平を切り拓いてきた青木野枝と、無色透明のガラス作品を通して場のエネルギーを掬い取り光に変換してきた三嶋りつ惠の二人展。
SUPER OPEN STUDIO 2024
神奈川・相模原市と東京都町田市・八王子市の一部に拠点を置くスタジオが同時期にオープンスタジオを実施するアートプロジェクト「SUPER OPEN STUDIO (S.O.S.)」が、2024年11月9日、10日、11日、16日、17日の5日間にわたり開催。
アートウィーク東京(2024)
2024年11月7日から10日の4日間にわたり、東京における現代美術の創造性と多様性を国内外に発信するアートイベント「アートウィーク東京」が開催。独自のプログラムや新しい試みも多数。
BENTEN 2024
展示・音楽・パフォーマンスなど、のべ65組が参加する回遊型オールナイトアートイベント「BENTEN 2024」が、歌舞伎町界隈一帯で初開催。Chim↑Pom from Smappa!Groupが芸術監督を務め、独自の芸術地区として成立していることを可視化する。

田村友一郎 ATM @ 水戸芸術館現代美術ギャラリー
ナレーションや語り手を伴った物語、説話、エピソードのような形態で、ナラティヴな要素をもつ作品を構築してきた田村友一郎の過去最大規模の個展。制作の出発点であるテキストの述作を生成AIに委ねた新作インスタレーション《ATM》を発表。
横浜国際舞台芸術ミーティング2024(YPAM2024)
11月29日より、世界有数の舞台芸術プラットフォームとして、同時代の舞台芸術に取り組む国内外のプロフェッショナルの交流の場として知られるYPAM2024が開幕。YPAMディレクションでは、ユニ・ホン・シャープ、ナム・ファヨン、オン・ケンセンらの作品を紹介。
黒部市美術館開館30周年「サエボーグ Enchanted Animals」@ 黒部市美術館
ラテックス製のボディースーツで自身の身体を拡張させて家畜等のキャラクターに扮したパフォーマンスで知られるサエボーグの個展。農場が舞台の中心となった複数の過去作品を再構築し、表題作となる新作インスタレーション作品《Enchanted Animals》を発表する。
コレクション1 彼女の肖像 @ 国立国際美術館
記号化された女性像ではなく、個性や歴史を持った個人としての「彼女」の肖像に、現代の作家たちが何を託し、どのような社会や歴史、関係性が表象されているかに着目し、厳選した約100点の作品を展示。
ジャム・セッション 石橋財団コレクション×毛利悠子—ピュシスについて @ アーティゾン美術館
彫刻、音、動きなどを組み合わせることで、空間にただよう「見えない力/事象」に形を与え、わたしたちに感受可能なものに変換する作品で知られる毛利悠子を迎え、石橋財団コレクションと現代のアーティスト「ジャム・セッション」の第5弾を開催。