言葉やイメージといった共通認識の中に生じるズレをテーマに、国内各地でさまざまな活動を展開するアーティスト、中﨑透の美術館初個展。

言葉やイメージといった共通認識の中に生じるズレをテーマに、国内各地でさまざまな活動を展開するアーティスト、中﨑透の美術館初個展。
細密な描写による幻想絵画で知られる画家の藤野一友と、進駐軍が残した洋雑誌の写真を用いたコラージュ作品で知られる美術家の岡上淑子の作品をふたつの個展形式で紹介する展覧会。
あらゆる表現活動が集まるプラットフォームの構築を目指す公募プログラム「OPEN SITE」で選ばれた企画に、TOKASの推奨プログラムと普及プログラムを加えた計11企画を実施。
美術家の林修平と京都芸術センターの共催企画。社会秩序の維持のために不都合なものを見えなくする技術について、「擬態」「迷彩」といったキーワードを切り口に、私たちの社会を「統治」する技術としての視覚に着目する。
近年の最重要作《ビルケナウ》をはじめ、60年におよぶ制作活動の中で手放さずに手元に置いてきた財団コレクションおよび本人所蔵作品を中心に構成したゲルハルト・リヒターの大規模個展。
日常や現実のはざまに潜在する事象を繊細に掬い取る6名のアーティストの作品と、埼玉県立近代美術館のコレクションとの遭遇を通じて、日常と非日常の裂け目から目に見えないものを想像したり、別の世界を経験したりする機会を提示する。
開館50周年を記念して、開館年の1972年当時に制作された主に関西の現代美術作品を5つのテーマに沿って紹介するとともに、関連イベントとして、講演会や対談などを通じて、「美術館」がどのような時代に開館したのかを振り返る。
国立新美術館の主要資料である安齊重男のANZAÏフォトアーカイブや美術関連資料の紹介を通じて、1970年代のパフォーマンスやコレクティヴといった美術動向を振り返るとともに、当時のアーティストの制作意識や発表方法の広がりに注目することで、現在に通じる資料の読みの可能性を探る。
あざみ野コンテンポラリーの13回目の企画は、糸や布を素材として、縫い、織り、刺繍、染めなどの手法を通じて制作を続ける遠藤薫、小林万里子、YU SORAの3人を紹介。
本年度の高松コンテンポラリーアート・アニュアルは、「フラジャイル/ひそやかな風景」をテーマに、赤松音呂、諫山元貴、稲崎栄利子、北野謙、本田健の5人のアーティストを紹介する。
90年代中頃よりさまざまなアプローチの写真表現を探究してきた野口里佳の個展。重力や表面張力、磁力など目には見えない力を小さな実験で可視化させるシリーズ〈不思議な力〉をはじめ、写真作品を中心に映像作品やドローイングにより会場を構成。
人間や動物、あらゆる生命がもつ神秘や輝き、儚さ、力強さを撮り続ける写真家・川内倫子の国内の美術館では6年ぶりとなる大規模個展。展覧会タイトルにもなった〈M/E〉を中心に写真作品や映像作品などを織り混ぜた構成により、川内の創作の本質や問題意識の核に迫る。