公募|Tokyo Contemporary Art Award 2024-2026


 

東京都と公益財団法人東京都歴史文化財団 東京都現代美術館 トーキョーアーツアンドスペースが、海外での活動に意欲をもつ中堅アーティストを対象にしたTokyo Contemporary Art Award(TCAA)の5回目の募集を、2023年6月12日から開始した。

2018年に設立されたTCAAは、賞金300万円のほか、海外での活動支援(上限200万円)、東京都現代美術館での展示機会、モノグラフの作成や海外発信支援など、複数年にわたる継続的な支援を提供し、中堅アーティストの海外展開を含む更なる飛躍の促進を目的としている。選考委員による推薦と公募を併用し、選考委員によるリサーチや書類選考、スタジオ訪問などを経て2組の受賞者を選出する。過去には、風間サチコと下道基行(第1回|TCAA2019-2021)、藤井光と山城知佳子(第2回|TCAA2020-2022)、志賀理江子と竹内公太(第3回|TCAA2021-2023)、Saeborgと津田道子(第4回|TCAA2022-2024)が選ばれている。

選考委員は、高橋瑞木(CHAT(Centre for Heritage, Arts and Textile)館長兼チーフキュレーター)、野村しのぶ(東京オペラシティアートギャラリー シニア・キュレーター)、ソフィア・ヘルナンデス・チョン・クイ(クンストインスティテュート・メリー ディレクター)、鷲田めるろ(十和田市現代美術館館長/東京藝術大学大学院 准教授)、近藤由紀(トーキョーアーツアンドスペース プログラムディレクター)の5名に、本年より、レズリー・マ(メトロポリタン美術館 ミン・チュー・シュウ&ダニエル・シュー アジア・アート部門 アソシエイト・キュレーター)が新たに加わる。

応募資格や応募方法の詳細、アプリケーションパッケージのダウンロードは、公式ウェブサイトを参照。メールエントリーは6月23日18時、アプリケーションの提出は6月30日23時まで。(ともに日本時間)

 

TCAA2024-2026 | 公募開始!: https://tokyocontemporaryartaward.jp/news/230607.html

 


歴代受賞者
2022–2024|Saeborg、津田道子
2021–2023|志賀理江子、竹内公太
2020–2022|藤井光、山城知佳子
2019–2021|風間サチコ、下道基行

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