幅広い映像表現を紹介する国内有数の映像祭として知られるイメージフォーラム・フェスティバルが、2024年10月に開催予定の同映像祭の「東アジア・エクスペリメンタル・コンペティション」への作品募集を行なっている。
2018年に一般公募部門（旧ジャパン・トゥモロウ）の募集範囲を拡大、新設した東アジア・エクスペリメンタル・コンペティションは、東アジアの国際間における相互の交流と刺激によって、これからの芸術表現を模索し、メディア環境を含めた社会のあり方について考える場の創出を目指している。応募対象は、日本、中国（香港、マカオを含む）、台湾、韓国に在住または出身の作家による2023年1月以降に制作された映像作品で、ジャンルや手法、作品時間の制限は一切設けていない。一次審査を経て選ばれたノミネート作品（約25本）が「イメージフォーラム・フェスティバル2024」で上映され、最終審査により大賞（賞金30万円）をはじめとする各賞が決定する。昨年は400作品から最終審査に進んだ32作品の中から、シュ・ジンウェイが現代中国の若者の視点で、心理に影響を及ぼす風景を、ニュアンスに富み落ち着いたアプローチで描いた『何も変わらない』（2022）が大賞を受賞した。
本年度の募集は1月26日から始まっており、締切は4月26日（金）。最終審査員は近日発表予定となっている。応募要項や応募用紙（郵送応募用）、応募フォーム等、詳細は公式ウェブサイトを参照。
イメージフォーラム・フェスティバル2024｜東アジア・エクスペリメンタル・コンペティション：
http://www.imageforumfestival.com/bosyu2024/
イメージフォーラム・フェスティバル2024
東京会期｜2024年10月12日（土）－10月18日（金）※予定
会場：シアター・イメージフォーラム
※以降、地方巡回予定