奥能登珠洲ヤッサ―プロジェクト


牛嶋均 画像提供:奥能登珠洲ヤッサ―プロジェクト

 

2024年2月1日、能登半島地震で甚大な被害を受けた珠洲市において、珠洲の現状を発信するとともに地元のニーズに応じた支援活動などに取り組む「奥能登珠洲ヤッサ―プロジェクト」の立ち上げが発表された。

奥能登珠洲ヤッサ―プロジェクトは、奥能登国際芸術祭総合ディレクターの北川フラムを中心に結成された有志グループが設立。珠洲市役所、奥能登国際芸術祭関係者(アーティスト、サポーター、旅行者など)、そして珠洲で被災した人々と協力しながら、珠洲の復興に向けた活動を行なっていく。活動内容は、ホームページを通じた珠洲の現状の発信、珠洲の人々の要望に応じた片付けや修復、作品の修繕、撤去など、ボランティア活動のコーディネート、その他、珠洲の復興に必要な事業の立ち上げを掲げている。現在、奥能登珠洲ヤッサ―プロジェクト基金を開設し、公式ウェブサイトを通じて寄付を受け付けている。

奥能登国際芸術祭は2017年の初開催以来、国内外のアーティストが珠洲という場所に向き合い、土地に根差した作品表現を試み、珠洲の人々、地域外からのサポーターらとともに創り上げる芸術祭を目指し、2020+(2021年開催)、そして、2023年の開催と回数を重ねてきた。能登半島地震により、同芸術祭の作品や拠点施設も大きな被害を受けている。

 

奥能登珠洲ヤッサ―プロジェクトhttps://www.oku-notosuzu.com/

 


中島伽耶子 画像提供:奥能登珠洲ヤッサ―プロジェクト


宝立地区町並み 画像提供:奥能登珠洲ヤッサ―プロジェクト

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