公募|小笠原敏晶記念財団「令和6年能登半島地震 緊急助成(現代美術・伝統工芸分野)」


 

2024年2月9日、公益財団法人 小笠原敏晶記念財団は、1月1日に発生した能登半島地震の被災地域で被害を受けた個人または団体に向けた現代美術および伝統工芸分野での活動や事業、同地震の被災者を支援する両分野における取り組みを対象とした緊急助成プログラムを新設、公募を開始した。

小笠原敏晶記念財団は、自然科学・技術分野および文化・芸術等人文社会科学分野への助成、支援、顕彰等並びに国内外の人的交流促進等に取り組む。文化・芸術助成では、現代美術を対象とする調査・研究、交流、渡航・旅費、翻訳などへの各種助成プログラムを実施。2020年には、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の感染拡大の影響に対応した助成プログラムを立ち上げ、年次によって必要な支援を提供してきた。

新設した「令和6年能登半島地震 緊急助成(現代美術・伝統工芸分野)」では、現代美術のみならず、被災した北陸圏における重要な文化インフラでありながら被害が甚大な伝統工芸分野にも対象を広げて助成を行なう。助成額は1件につき50万から100万円、助成総額5,000万円を予定している。なお、同プログラムは時間の経過とともに変わる現地のニーズに適切に対応するために、内容を更新しながら次年度(2024年度)も継続する予定となっている。

申込締切は、2024年3月7日(木)12:00(※日本時間)。公募の詳細や申請方法、募集要項のダウンロードは、公式ウェブサイトを参照。

 

小笠原敏晶記念財団「令和6年能登半島地震 緊急助成(現代美術・伝統工芸分野)」
https://ogasawarazaidan.or.jp/artculture/notojishin/

Copyrighted Image