フランク・ロイド・ライト 世界を結ぶ建築 @ パナソニック汐留美術館

「カウフマン邸(落水荘)」や「グッゲンハイム美術館」などを手がけ、アメリカ近代建築を代表する建築家として国際的に知られるフランク・ロイド・ライトの活動を近年の研究成果を踏まえて紹介する展覧会。帝国ホテルを基軸に、多様な文化と交流し常に先駆的な活動を展開したライトの姿を7つのセクションを通じて明らかにしていく。

能作文徳+常山未央展:都市菌(としきのこ)――複数種の網目としての建築 @ TOTOギャラリー・間

建築設計や論考執筆に加え、国内外の大学を拠点に、建築と都市と生態系の関係性リサーチを続ける能作文徳と常山未央の個展「都市菌(としきのこ)――複数種の網目としての建築」を開催。

ナオミ・リンコン・ガヤルド「ホルムアルデヒド・トリップ」@ Gallery PARC、京都芸術センター

脱植民地主義的クィア(cuir)の視座から、リサーチに基づきつつ批判的観点を取り入れた神話的な世界観を練り上げ、ネオコロニアルな環境における対抗世界の創造について考察するナオミ・リンコン・ガヤルドの作品を、展覧会(Gallery PARC)と上映パフォーマンス(京都芸術センター)のふたつの形式で紹介。

蘇ったフィルムたち チネマ・リトロバート映画祭 @ 国立映画アーカイブ

古今東西の発掘・復元された映画を披露する場として毎年ボローニャで開かれている「チネマ・リトロバート映画祭」に出品された発掘・復元作を特集上映する「蘇ったフィルムたち チネマ・リトロバート映画祭」を、チネテカ・ディ・ボローニャ財団(FCB)、イタリア文化会館とともに共同開催。

国立アートリサーチセンターが「アーティストの国際発信支援プログラム」を新設

国立アートリサーチセンターが、日本の現代美術の国際的なアートシーンにおける存在感向上を目指して、日本国外で開催される国際芸術展に日本のアーティストが参加する際の費用の一部を主催団体を通じて支援する「アーティストの国際発信支援プログラム」を新設。

シム・チーイン「隠れた山」@ 脱衣所

歴史や記憶、紛争、採取をテーマとするリサーチに基づいた作品を発表してきたシンガポール出身のアーティスト、シム・チーインの個展。マラヤ民族解放軍が終戦後の1948年から1960年にかけて、英領マラヤで英国植民地軍と闘ったゲリラ戦の歴史を多面的なリサーチを通じて探求するシム・チーインの映像作品とアーティスト・ブックを紹介。

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未完の始まり:未来のヴンダーカンマー @ 豊田市美術館

歴史や資料を調査・収集して、現代のテクノロジーを交えながら、時を超えた事物の編み直しを試みてきた5人のアーティストの実践を通じて、改めてミュージアムと社会との関係や、展示における政治的・美学的意義を探る企画展。

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