アーティスト集団「オル太」のメンバーとして活動するメグ忍者の連載。最終回となる第四回は、イベントをおこなった豊田や、新作のリサーチのために訪れた韓国での出来事を振り返る。国内外を移動しながら制作することや、眠り起きることを繰り返す日常と社会との接点についてメグ忍者は思考を巡らせる。

アーティスト集団「オル太」のメンバーとして活動するメグ忍者の連載。最終回となる第四回は、イベントをおこなった豊田や、新作のリサーチのために訪れた韓国での出来事を振り返る。国内外を移動しながら制作することや、眠り起きることを繰り返す日常と社会との接点についてメグ忍者は思考を巡らせる。
ドクメンタを巡る考察はマニフェスタを経由し国内の事情に向かうはずだった。およそ1年半の歳月を経て再開したホドロジーは改めて芸術を取り巻く環境を反省的に問い直していく。美術批評家の杉田敦による長編論考最新回。
アーティスト集団「オル太」のメンバーとして活動するメグ忍者の連載。第三回は、手術を終え退院したメグ忍者が、体調に不安を抱えつつ日常に戻っていく様子を描く。作品のためのリサーチや展覧会、父の新盆など、日々の出来事に追い立てられながらも、作り手としての人生に向き合う。
アーティスト集団「オル太」のメンバーとして活動するメグ忍者の連載。第二回は、卵巣腫瘍と子宮筋腫を取り除く手術を受けたメグ忍者が、術後に感じた身体の痛みや入院中の心境、腫瘍発見から手術に至るまでの経緯を克明に綴る。
東京都写真美術館で開かれた「記憶:リメンブランス」展で実施されたグエン・チン・ティのトークを翻訳掲載。出品作品《パンドゥランガからの手紙》を中心に、最新作まで、制作における関心の拡がりや制作背景を語った。
アーティスト集団「オル太」のメンバーとして活動するメグ忍者の新連載。第一回は、ひと月の短い期間に自身の結婚式、神津島でのパフォーマンス、父との別れを経験した過程を詳細につづり、現実と向き合うため過去を振り返る。
長崎県を訪ねた筆者は、雲仙・普賢岳をはじめとして、島原半島の災害史と関わる各所をめぐった。本稿では諫早神社(九州総守護 四面宮)の歴史とそこで整備が進む「御神苑」を軸に、記憶の継承のありかたを考える。
松本市美術館での「須藤康花 光と闇の記憶」展をめぐる論考。30年の生涯において、展名に象徴されるような対照的な世界を描いた須藤。彼女が見つめたものは何だったのか、論者の想像的飛躍も用いながら探る。
2024年の能登半島地震発災時、筆者の頭にまず浮かんだのは「奥能登国際芸術祭2020+」で訪れた珠洲市のことであった。今回は当時執筆した「スズ」をめぐる論考(同芸術祭公式図録収録)を転載する。
前回ふれた渋谷の「ハチ公」とその銅像についてのさらなる論考。ハチ公生誕100年を機に実施されたアーティスト・西野達のプロジェクトをめぐり、「想像力の拡張」を試みる。
関東大震災から100年となる本年、多くの関連報道や論評が世に出るなか、筆者は一見するとそこには直結しない——しかし誰もがよく知る存在をめぐる展覧会を訪ねた。
現代中国の文学や芸術を研究する牧陽一責任編集による「艾未未のことば」。今回は台湾国際放送(Rti)で放映されたインタビューを翻訳掲載。天安門事件で学生指導者を務めた民主運動家ウーアルカイシを聞き手に、艾未未が自由や抵抗をテーマに人生を振り返る。