日本国外で開催される国際芸術展に日本のアーティストが参加する際の費用の一部を主催団体を通じて支援する「アーティストの国際発信支援プログラム」の2025年度第Ⅰ期の募集を開始。

日本国外で開催される国際芸術展に日本のアーティストが参加する際の費用の一部を主催団体を通じて支援する「アーティストの国際発信支援プログラム」の2025年度第Ⅰ期の募集を開始。
2026年開催予定の第61回ヴェネツィア・ビエンナーレのキュレーターに、南アフリカ共和国ケープタウンのツァイツ・アフリカ現代美術館のエグゼクティブ・ディレクター兼チーフ・キュレーターを務めるコヨ・クオが就任。
日常的な事物を考察し、音や音楽を通じて活性化することで、共同体や文化的記憶の継承を喚起する実践を試みてきたグラスゴーのシク教コミュニティ出身のジャスリーン・コールが本年度のターナー賞を受賞。
2024年11月22日、広島市は第12回ヒロシマ賞の受賞者に、環境問題をはじめとする複雑な社会問題に動機づけられたアイディアを、カテゴリーにとらわれないユニークな方法で表現してきたアーティストのメル・チンを選出したと発表した。2026年夏には第12回ヒロシマ賞の授賞式とあわせて、受賞記念展も開催予定。
恵比寿映像祭2025の総合テーマが「Docs ―これはイメージです」に決定。2025年に総合開館30周年を迎える東京都写真美術館をメイン会場に、あらためてメディアの変容を考察するとともに、言葉とイメージの問題をひも解くことで「ドキュメント/ドキュメンタリー」の再考を試みる。
ハン・ネフケンス財団によるアジア国籍あるいはアジア在住のアーティストを対象とした新作映像作品の製作を支援助成金の受賞者にジャカルタとジョグジャカルタに拠点を置くミナハサ出身のアーティスト、ナターシャ・トンテイが選ばれた。トンテイの新作は2025年末以降に東京都現代美術館を含む世界7都市の美術機関で発表される。
2024年11月6日、上海当代芸術博物館学術委員会は、来年11月に開幕する第15回上海ビエンナーレのチーフキュレーターに、ショアファストおよびフォーゴ・アイランド・アーツのディレクターを務めるキティ・スコットを任命したと発表。総合テーマは「Does the flower hear the bee?(花はミツバチを聞くのだろうか?)」。
東アジア有数の国際展として注目を集めるアジアン・アート・ビエンナーレが、「How to Hold Your Breath(呼吸の止め方)」のテーマの下、11月16日より台中の国立台湾美術館で開催。20以上の国や地域出身の35人/組の参加アーティストが、19の委嘱作品を含む83作品を発表する。
募集中・募集予定の公募/助成情報 一覧
トーキョーアーツアンドスペース(TOKAS)は、2025年度の「国内若手クリエーター滞在プログラム」と、「2025年度 二都市間交流事業プログラム」の募集。応募期間は、どちらも2024年10月30日18:00まで。
キュレーションを軸にしたプログラムを運営するオルタナティブ・スペースThe 5th Floorは、若手キュレーター向けの実験的な教育プログラムの第1弾として「Pre-Curatorial」の募集を開始。応募にあたり、国籍、性別、年齢、個人・団体などは不問。キュレーションを学ぶ学生や経験の少ないプロを対象としている。
東京都内に広がる美術館やギャラリーを繋ぐ無料のシャトルバスや大倉集古館を会場とした「買える展覧会」など、東京のアートシーンを国内外に発信するアートイベントとして定着してきた「アートウィーク東京(AWT)」(主催:一般社団法人コンテンポラリーアートプラットフォーム)では、会期初日に開催するシンポジウムの参加者の募集を開始。