ミュージアムとの創造的対話04「ラーニング/シェアリング ―共有から未来は開くか?」@ 鳥取県立博物館

「ラーニング/学ぶこと」と「シェアリング/共有すること」をテーマに、同時代を生きるアーティストの作品を通じて、従来の美術教育にはとどまらない「第3の学びの場」としてのミュージアムの可能性について考察する展覧会。小沢剛、高山明、リクリット・ティラヴァニの作品を通して、社会教育施設としてのミュージアムという場を再検討する。

梅田哲也展 wait this is my favorite part 待ってここ好きなとこなんだ @ ワタリウム美術館

建築構造や物理現象を生かしたインスタレーションや、観客回遊型の展覧会、パフォーマンスで知られる梅田哲也による個展を開催。ワタリウム美術館を舞台に、ワタリウム美術館そのものを主役とした約50分間のツアー形式の展覧会となる。

OPEN SITE 8 @ トーキョーアーツアンドスペース本郷

あらゆる表現活動が集まるプラットフォームの構築を目指す公募プログラム「OPEN SITE」。8回目となる本年度は、215企画の応募の中から展示部門4企画、パフォーマンス部門3企画、dot部門2企画に、TOKASの推奨プログラムを加えた計10企画を実施する。

恵比寿映像祭が次回のテーマおよび参加作家の一部を発表

来年2月に開催する恵比寿映像祭の総合テーマが「月へ行く30の方法」に決定。参加作家の一部やコミッション・プロジェクトとの連動など新たな取り組みが発表となった。

越後妻有MonET 連続企画展Vol.3 竹﨑和征+西村有「続・並行小舟唄 翠のうつわ」@ 越後妻有里山現代美術館 MonET

本年度より取り組むゲストキュレーターによる連続企画展の第3弾として、高知県立美術館主任学芸員の塚本麻莉のキュレーションによる竹﨑和征と西村有の共作絵画展を開催。本展では、未公開作品をはじめ、十日町の風景から着想した新作を中心に発表する。

倉俣史朗のデザイン―記憶のなかの小宇宙 @ 世田谷美術館

1960年代後半から最先端の技術を取り入れ、数々のプロダクトを手がけながらも56歳で夭折したデザイナー、倉俣史朗の業績を包括的に紹介する回顧展。その内面や思考の背景による「倉俣史朗自身」をひとつの軸としつつ、倉俣史朗自身と紐づけながら初期から晩年までの作品を紹介する。

FATHOM—塩田千春、金沢寿美、ソー・ソウエン @ 京都精華大学ギャラリーTerra-S

開学55周年記念展として、それぞれ異なる時代に同学で洋画を専攻し、現在は「絵画」の範疇を超えた表現を展開する3名のアーティスト、塩田千春、金沢寿美、ソー・ソウエンによる展覧会。

アートウィーク東京が11月2日に開幕

東京における現代美術の創造性と多様性を国内外に発信するアートイベント「アートウィーク東京」が開催。新企画となる大倉集古館を舞台に開かれる展覧会「AWT FOCUS」や、恒例となった都内50の美術館・ギャラリーを繋ぎ7つのルートを巡回するシャトルバス「AWT BUS」をはじめとする多彩なプログラムを通じて、東京のアートのエコシステムの活性化を目指す。

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今村源 遅れるものの行方 @ 水戸芸術館現代美術ギャラリー

1980年代前半より京都を拠点に制作活動に取り組み、ユーモラスな形態をとりながら、日常と表裏一体にある深遠な世界を観る人に想起させる作品で知られる今村源。関西を中心に活動してきた今村による関東以北では初の美術館での個展。

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