脱植民地主義的クィア(cuir)の視座から、リサーチに基づきつつ批判的観点を取り入れた神話的な世界観を練り上げ、ネオコロニアルな環境における対抗世界の創造について考察するナオミ・リンコン・ガヤルドの作品を、展覧会(Gallery PARC)と上映パフォーマンス(京都芸術センター)のふたつの形式で紹介。
脱植民地主義的クィア(cuir)の視座から、リサーチに基づきつつ批判的観点を取り入れた神話的な世界観を練り上げ、ネオコロニアルな環境における対抗世界の創造について考察するナオミ・リンコン・ガヤルドの作品を、展覧会(Gallery PARC)と上映パフォーマンス(京都芸術センター)のふたつの形式で紹介。
古今東西の発掘・復元された映画を披露する場として毎年ボローニャで開かれている「チネマ・リトロバート映画祭」に出品された発掘・復元作を特集上映する「蘇ったフィルムたち チネマ・リトロバート映画祭」を、チネテカ・ディ・ボローニャ財団(FCB)、イタリア文化会館とともに共同開催。
国立アートリサーチセンターが、日本の現代美術の国際的なアートシーンにおける存在感向上を目指して、日本国外で開催される国際芸術展に日本のアーティストが参加する際の費用の一部を主催団体を通じて支援する「アーティストの国際発信支援プログラム」を新設。
前回ふれた渋谷の「ハチ公」とその銅像についてのさらなる論考。ハチ公生誕100年を機に実施されたアーティスト・西野達のプロジェクトをめぐり、「想像力の拡張」を試みる。
歴史や記憶、紛争、採取をテーマとするリサーチに基づいた作品を発表してきたシンガポール出身のアーティスト、シム・チーインの個展。マラヤ民族解放軍が終戦後の1948年から1960年にかけて、英領マラヤで英国植民地軍と闘ったゲリラ戦の歴史を多面的なリサーチを通じて探求するシム・チーインの映像作品とアーティスト・ブックを紹介。
寺内曜子:一即多多即一
2023年11月1日 – 12月9日
HAGIWARA PROJECTS、東京
歴史や資料を調査・収集して、現代のテクノロジーを交えながら、時を超えた事物の編み直しを試みてきた5人のアーティストの実践を通じて、改めてミュージアムと社会との関係や、展示における政治的・美学的意義を探る企画展。
櫃田伸也:○△□
2023年10月28日 – 12月16日
KAYOKOYUKI、東京
協力:杉戸洋
2021年2月にミャンマーで起きたクーデターが生み出したさまざまなかたちの暴力が、いまなお人々を、そして人々が願う希望や平和を脅かす中で、そこに抵抗を示し戦い続け、願いや想いを声にし、あるいは言葉では表せない「なにか」を表現し続けているアーティストや団体を紹介。
リー・キット:息をのむような虚ろな視線
2023年11月18日 – 12月23日
シュウゴアーツ、東京
デレク・ジャーマン
2023年10月28日 – 12月9日
Take Ninagawa、東京
新型コロナウイルス感染症の始まりから約3年が経った現在、私たちが日々を続けるための推進力としての、社会や自己のあり方の問い直し、他者との関わり、時間の経過など、地道な手段に着目し、表現の形もそれぞれ異なる7名のアーティストの作品を通して、弱った心身を受容しながら生きる術を考える展覧会。