恵比寿映像祭2024「月へ行く30の方法」@ 東京都写真美術館、恵比寿ガーデンプレイス センター広場ほか

16回目となる恵比寿映像祭のテーマは「月へ行く30の方法」。1969年7月20日、NASAのアポロ11号による月面着陸から半世紀以上が経ち、人々が気軽に月へ行くことも技術的に不可能ではなくなりつつある現在において、一見それとは結びつかないようなアーティストたちの思考や実践の中に、新しい発見や創造につながる可能性を、アーティストだけでなく、そこに参加する観客とともに探究していく。

天地耕作 初源への道行き @ 静岡県立美術館

1988年から2003年にかけて、静岡県旧引佐郡(現・浜松市)を拠点に、街中を離れた野外を主なフィールドに、木や縄、石や土などの自然物を素材として、大がかりな作品を制作した村上誠、村上渡の兄弟と山本裕司の3名による協働の美術制作プロジェクト「天地耕作」の活動の軌跡をたどる展覧会。

村上隆 もののけ 京都 @ 京都市京セラ美術館 新館 東山キューブ

村上隆の国内では約8年ぶりとなる大規模個展。村上が活動初期から深い関心を寄せてきた京都を舞台に、新たに描きおろした⼤作や四神相応をテーマとした作品群をはじめ、代表的なシリーズ、国内初公開の作品など、新作を中心とした約170点を発表。

公募|アーカスプロジェクト 2024 いばらき アーティスト・イン・レジデンスプログラム

茨城県守谷市のアーカスプロジェクトが、アーカススタジオでの90日間の滞在制作を支援するレジデンスプログラムの公募の受付を開始。現代美術およびそれに近いジャンルで活動するアーティストを対象に、日本在住(国籍は問わない)のアーティスト、国外在住のアーティスト各1名/組を募集。応募締切は3月21日(木)。

中平卓馬 火―氾濫 @ 東京国立近代美術館

日本の戦後写真における転換期となった1960年代末から70年代半ばにかけて、実作と理論の両面において大きな足跡を記した写真家、中平卓馬の没後初となる回顧展。劇的なエピソードによって固定化された中平像に対し、初期から晩年まで約400点の写真・資料を通じて、その仕事を改めて丁寧にたどり、その展開を再検証する。

日本の女性映画人(2)——1970-1980年代 @ 国立映画アーカイブ

日本映画の歴史において、さまざまな分野で女性が活躍した作品を紹介する特集上映。監督・脚本・製作などの分野を中心に、劇映画からドキュメンタリーまで計74作品を上映し、日本映画の転換期に新機軸をもたらした女性映画人たちの足跡を振り返ることにより、日本映画史の再考につながる新たな視座を切り拓く。

Copyrighted Image