さまざまなメディアを用いて継続的なプロジェクトを行ない、芸術の問い直しを試みる鴻池朋子の個展。美術館とその周辺野外のほか、近隣の国立ハンセン病療療養所を会場に、地域と施設に根ざした作品を展開する。
マガジン
菅亮平 Based on a True Story @ 原爆の図 丸木美術館
「空虚(Void)」を主題とした創作に取り組んできた菅亮平の個展。2023年以降に取り組んできた、広島平和記念資料館所蔵の被爆再現人形を題材としたリサーチ・プロジェクトを発表。
石田尚志 絵と窓の間 @ 神奈川県立近代美術館 葉山
首都圏では2015年以来の大規模な個展となる本展では、「絵を描く」という行為を「ドローイング・アニメーション」を通じて探求した映像作品をはじめ、初期作や近年取り組むカンヴァス絵画などを発表。会期中には新作の公開制作にも取り組む。
ザイ・クーニン:I died a hundred times @ オオタファインアーツ
ザイ・クーニン:I died a hundred times
2024年6月15日 – 7月27日
オオタファインアーツ、東京
返還映画コレクション(2)――第一次/二次・劇映画篇 @ 国立映画アーカイブ 長瀬記念ホールOZU
東京国立近代美術館が1968年に「返還映画」を冠した特集上映を組んで以来、およそ半世紀ぶりの開催となった昨年度の第一次・劇映画篇に続き、「返還映画コレクション(2)――第一次/二次・劇映画篇」を開催。
宮田雪乃:枝分かれのQ @ LEESAYA
宮田雪乃:枝分かれのQ
2024年6月22日 – 7月21日
LEESAYA、東京
三島喜美代―未来への記憶 @ 練馬区立美術館
三島喜美代―未来への記憶
2024年5月19日 – 7月7日
練馬区立美術館、東京
日常アップデート @ 東京都渋谷公園通りギャラリー
日常アップデート
2024年6月15日 – 9月1日
東京都渋谷公園通りギャラリー、東京
吉田克朗展―ものに、風景に、世界に触れる @ 埼玉県立近代美術館
「もの派」の中核作家で、もの派の作風から離れた後も、さまざまな実験的な手法を通して絵画を探求した吉田克朗の制作の全貌に迫る初の回顧展。吉田にとっても、もの派の動向においても重要作品と言える《Cut-off (Paper Weight)》、《Cut-off (Hang)》の2点は本展に合わせて再制作。
内藤礼 生まれておいで 生きておいで @ 東京国立博物館
日々見過ごしがちな世界の片隅に宿る情景や知覚しがたい密やかな現象を見つめ、「根源的な生の光景」を展示空間に出現させてきた内藤礼の個展。同館の12万件の収蔵品の中から縄文時代の土製品を選び、さらに同館の建築や歴史を独自の視点で読み解くことで、あらたな空間作品を制作。