「もの派」の中心作家として台頭し、版画、絵画においても注目すべき作品を残した吉田克朗。初の回顧展となる本展では、代表的な立体作品、油彩、版画を網羅するとともに、重要なドローイング作品を取り上げ、作品・資料約170点、全5章の構成で、転換期を迎えていた同時代の美術動向に向き合いながら、自ら選択すべき道について真摯に問い続けた制作の軌跡を辿る。
神奈川県立近代美術館 葉山
葉山館20周年記念 100年前の未来:移動するモダニズム 1920-1930 @ 神奈川県立近代美術館 葉山館
開館20周年を記念して、「近代(モダン)」の文化が多様に展開した1920年代を再考する展覧会を開催。大正から昭和へと移る100年前の世界が夢みた新しさの諸相を紹介する。