KYOTO EXPERIMENT 京都国際舞台芸術祭 2024

「EXPERIMENT(エクスペリメント)=実験」的な舞台芸術を創造・発信する国際舞台芸術祭が、京都市内複数の会場で開催。「えーっと えーっと」をキーワードに、世界各地の先鋭的なアーティストによる14演目を実施する上演プログラム「Shows」、リサーチプログラム「Kansai Studies」、エクスチェンジプログラム「Super Knowledge for the Future [SKF]」の3つを軸にフェスティバルを展開。

リキッドスケープ 東南アジアの今を見る @ アーツ前橋

常に変化を続ける東南アジア地域の文化、社会の状況を「リキッドスケープ(流動する風景)」と名付け、1980年代以降に生まれた7組を含む12組の作家の作品を通じて、多様性と流動性が増す現代を生きる手がかりを探る。

松谷武判 Takesada Matsutani @ 東京オペラシティ アートギャラリー

1960年代当時の新素材であったボンドを使用した作品で具体美術協会の第二世代の作家として頭角を現し、87歳になる現在もパリを拠点に旺盛な制作を続ける松谷武判の国内初となる包括的な回顧展。初期から最新作を含む作品、資料、映像など200点以上によって松谷の全貌を紹介。

おしゃべり美術館 ひらビあーつま~れ10年記念展 @ 平塚市美術館

地域の市民からなる「ひらビあーつま~れ」のメンバーとともに対話型の作品鑑賞事業を2015年から続けてきた同館が、10年目をむかえる今年、これまでの活動を振り返る展覧会を開催。所蔵品を中心に対話のみちびきとなるような作品を展示し、鑑賞会などを通じて対話型鑑賞そのものを紹介する。

αMプロジェクト2023‒2024「開発の再開発 vol.7 大石一貴|消滅Ⅱ」@ gallery αM

自他の持つ断片的な経験の時空間と、それを知覚させる物理的な事象に着目し、不確実な物事の隙間や余白、間(ま)にまつわる作品を制作する大石一貴の個展。厳格さと曖昧さを備えた6つのルールを適用し、一編の詩から組成が決定する彫刻作品を展示。

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藤倉麻子「Sunlight Announcements / 日当たりの予告群」@ WAITINGROOM

都市と郊外を横断的に整備するインフラストラクチャーや、それらに付属する風景の奥行きに注目し、主に3DCGアニメーションの手法を用いて作品制作を行なう藤倉麻子の個展。本展では、一貫して作品に取り込んできた「日当たり(Sunlight)」と「予告(Announcements)」をテーマに、新作の映像作品や平面彫刻をインスタレーションとして展開。

瑛九―まなざしのその先に― @ 横須賀美術館

さまざまな技法を駆使しながら独自のイメージを追求しつづけた日本の前衛美術における重要作家のひとり、瑛九の全画業を紹介する回顧展。油彩画、写真、コラージュ、エッチング、リトグラフなど、多岐にわたる瑛九作品を紹介するとともに、最晩年にたどり着いた点描による作品7点を一挙公開。

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金田実生「親しさの温度」@ GALLERY CAPTION

身のまわりの何気ない出来事や日々の生活のなかでの自然や生き物とのささやかな交感を、抽象とも具象ともとれる有機的なイメージとして描き出す金田実生の個展。本展では、目で見ることにだけにとどまらない「見る」という意識的な行為から生まれた油彩を中心とした平面作品10点余りを展示する。

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ティンティン・ウリア:共通するものごと @ 広島市現代美術館

「個々の記憶を含む個人的背景が、いかに集団的な行動や、他者との社会的繋がりへと変容し得るのか」という関心の下、さまざまな表現方法で作品を発表してきたインドネシア出身のアーティスト、ティンティン・ウリアの日本初個展。

小企画展「福岡アジア文化賞受賞記念 キムスージャ展」@ 福岡アジア美術館 アジアギャラリー

本年度の福岡アジア文化賞の芸術・文化賞の受賞を記念して、1990年代より長きにわたり国際的な活動を積み重ねてきた韓国を代表するアーティスト、キムスージャの個展を開催。初期インスタレーション作品《演繹的オブジェ》、作家の代表作《針の女》を展示。

コレクション展「開館25周年記念 福岡アジア美術館 ベストコレクションⅡ―しなやかな抵抗」@ 福岡アジア美術館 アジアギャラリー

2024年9月14日 - 2025年4月8日

既存の社会規範や美術の在り方などに対し、鋭い批判精神を貫き、しなやかに抵抗してきたアジア美術を代表するアーティストに焦点を当て、その傑作を一堂に会して紹介する第2回目の「ベストコレクション」展。

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