ホー・ツーニェン《ヴォイス・オブ・ヴォイド – 虚無の声》レビュー

YCAMとの約2年間にわたるコラボレーションを通じて制作されたホー・ツーニェンの新作《ヴォイス・オブ・ヴォイド – 虚無の声》。馬定延は、同作の「声」を手がかりに、京都学派、そして、ひとつの枠組みに囚われない「歴史の主体」に関心を寄せるホーの視座を探る。

【特別連載】杉田敦 ナノソート2021 #01「女たちのテントと実験室(前)」

現代美術を考えるのではなく、現代美術で考える実戦としての「極小の思考」。当時滞在していたポルトガルを拠点にヨーロッパを歩いた2017年の連載につづく「ナノソート2021」は、時代を遡り、過去のある国際展で覚えた違和感をきっかけにはじまる。

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