姿をもたない存在や言語に回収されざる存在とのコネクトを試み、あるいは、認識の働きに潜む事象に目を凝らしてきた3組のアーティストを招聘し、「不在」を主なトピックとした展覧会を開催。

姿をもたない存在や言語に回収されざる存在とのコネクトを試み、あるいは、認識の働きに潜む事象に目を凝らしてきた3組のアーティストを招聘し、「不在」を主なトピックとした展覧会を開催。
緻密に描写された鉛筆画と、その作品群が展示空間と呼応することで生み出す風景により、昨年の資生堂ギャラリーの公募展にて「shiseido art egg賞」を受賞した橋本晶子の個展を開催。
教育や政治、都市などの問題を中心に、国内外のさまざまな背景を持つ人々とコラボレーションを展開してきたジャカルタを拠点とするアーティスト・コレクティブ、セラムによる展覧会。
新進アーティストによる「新しい美の発見と創造」の応援を目的とした公募プログラム「shiseido art egg」。15回目の開催となる本年度は、243件の応募の中から選ばれた石原海、菅実花、中島伽耶子がそれぞれ約1ヶ月間の個展に挑む。
「『完全なオリジナル』をつくることは、ほぼ不可能」というアイディアの下、自身が敬慕するアーティストの作品を素材に、諧謔精神あふれる「模倣」を通じて再構成するジョナサン・モンクの個展。
関真奈美、前谷開、松元悠の3名のアーティストがそれぞれの制作手法と深く結びついたパターンやロジックを足がかりに、パラドクス(逆理)と習慣的に呼ばれる事象と造詣表現との交点への接近、あるいは離脱を試みる。
さまざまな文化的背景を持つ7組のアーティストが3つのテーマの下に継続的に取り組んできた成果を発表する展覧会。日本ポーランド現代美術展『セレブレーション』の共同キュレーションを手がけたパヴェウ・パフチャレクによるキュレーション。
その独自の視覚言語を展開した制作活動により国際的に高い評価を受け、現在、森美術館のMAMプロジェクトでも作品を発表しているコロンビア出身のアーティスト、オスカー・ムリーリョの新作を中心に構成した個展。
アーティストが主体となって開催してきた移動型の芸術祭『ストレンジャーによろしく』が、石川県金沢市を舞台に第3回目の展覧会を開催。
身近な日用品や風景を題材にした映像インスタレーションで知られる志村信裕。水・光・月をモチーフとして取り入れた新作で構成された展示空間に、「もの」と「もの」、「ひと」と「もの」、「ひと」と「ひと」が互いに触れ合うことによる「運動」を創出する。
光や動力を取り込んだキネティック・アートやオプ・アートの先駆的存在、公共の場における観客の参加を促す作品を展開したGRAVの設立メンバー、そして、活動初期から継続する色の可能性を探求した幾何学的な抽象画で知られるル・パルクの日本初個展。
コレクションを中心とした構成により、作家、観客、美術館が「いま、ここ」を共有する展覧会という場で生まれるさまざまなコミュニケーションのかたちを検討していく。