木村友紀x落合多武
木村友紀『Interior 6L01~107T』
落合多武『Meadow Traveler, Madeleine Severin(牧草地の旅行者、マデリーン・セヴェリン)』
2012年11月30日(金)-2013年1月19日(土)
タカ・イシイギャラリー京都、小山登美夫ギャラリー京都
http://www.takaishiigallery.com/
http://www.tomiokoyamagallery.com/
開廊日時:火–土(冬季休廊:12/23-1/7) 11:00-19:00
タカ・イシイギャラリー京都と小山登美夫ギャラリー京都は、木村友紀の個展『Interior 6L01~107T』と落合多武の個展『Meadow Traveler, Madeleine Severin(牧草地の旅行者、マデリーン・セヴェリン)』を同時開催する。また、同建物内のTKGエディションズ京都では木村、落合の企画によるグループ展『足りないOのために”KYTO”』を同時開催する。
現在ベルリンを拠点に活動する木村友紀は写真を主題に空間と時間、次元をテーマにしたインスタレーション形式の作品を発表している。近年は個展『無題』(2010. IZU PHOTO MUSEUM)のほか、『風穴 もうひとつのコンセプチュアリズム、アジアから』(2011. 国立国際美術館)、国外でも第30回サンパウロ・ビエンナーレなど精力的に発表を続けている。本展では、継続的に取り組んでいる「部屋の写真」を用いた新作「Interior 6L01~107T」を発表。自立するパネル型の立体作品で展示空間を構成する。
一方、現在ニューヨークを拠点に活動する落合多武は「移動する事」をテーマにした漂白剤でファブリックの上に描いた絵画シリーズ、辞書に掲載されている最初と最後の街を往復した映像作品、アーティストブック「meadow traveler’s restaurant guide」に掲載した28点のドローイングを本展で発表する。近年は『スパイと失敗とその登場について』(2010. ワタリウム美術館)のほか、ニューヨークやミラノでも個展を開催。昨年はヨコハマトリエンナーレ2011にも参加している。
なお、両者が企画したグループ展『足りないOのために”KYTO”』は、伊藤りょう子、ニシジマ・アツシ、大木裕之の三人の作品で構成される。