【特別連載】杉田敦 ナノソート2021 #02「ドクメンタを巡るホドロジー(後)」

ドクメンタを巡る考察はマニフェスタを経由し国内の事情に向かうはずだった。およそ1年半の歳月を経て再開したホドロジーは改めて芸術を取り巻く環境を反省的に問い直していく。美術批評家の杉田敦による長編論考最新回。

連載 メグ忍者 Drawing and Sleeping 第三回

アーティスト集団「オル太」のメンバーとして活動するメグ忍者の連載。第三回は、手術を終え退院したメグ忍者が、体調に不安を抱えつつ日常に戻っていく様子を描く。作品のためのリサーチや展覧会、父の新盆など、日々の出来事に追い立てられながらも、作り手としての人生に向き合う。

ホー・ツーニェン《ヴォイス・オブ・ヴォイド – 虚無の声》レビュー

YCAMとの約2年間にわたるコラボレーションを通じて制作されたホー・ツーニェンの新作《ヴォイス・オブ・ヴォイド – 虚無の声》。馬定延は、同作の「声」を手がかりに、京都学派、そして、ひとつの枠組みに囚われない「歴史の主体」に関心を寄せるホーの視座を探る。

【特別連載】杉田敦 ナノソート2021 #01「女たちのテントと実験室(前)」

現代美術を考えるのではなく、現代美術で考える実戦としての「極小の思考」。当時滞在していたポルトガルを拠点にヨーロッパを歩いた2017年の連載につづく「ナノソート2021」は、時代を遡り、過去のある国際展で覚えた違和感をきっかけにはじまる。

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艾未未のことば19:成都警察が艾未未を殴打した事件を描く「老媽蹄花」に関する対話

成都警察が艾未未を殴打した事件を描く「老媽蹄花」に関する対話 [1] 責任編集・翻訳 / 牧陽一 香港陽光華語衛視[china SUN TV]のインタヴュー(2010年6月11日)より   牧研究室のTシャツ(フェイクスタジオより)   香港陽光華語衛視(以下View More >

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