ものと空間の関係性における見えない力の構造の考察を通じて、世界のあり方を探究しつづける植松奎二の個展。同館の空間と構造を1年かけて読み解き、エントランスホールや各展示室で新作・インスタレーション作品を発表する。

ものと空間の関係性における見えない力の構造の考察を通じて、世界のあり方を探究しつづける植松奎二の個展。同館の空間と構造を1年かけて読み解き、エントランスホールや各展示室で新作・インスタレーション作品を発表する。
19世紀末から20世紀初頭に隆盛期を迎えた万国博覧会に焦点を当て、他者表象の方法や人々の欲望の所在、「見られる身体」の歴史を探る。企画はインディペンデント・キュレーターの小原真史。
東日本大震災による甚大な影響に対し、ともに向き合い考え、復興への長い道のりを歩きだすために、せんだいメディアテークが開設した「3がつ11にちをわすれないためにセンター」の参加者それぞれの活動を通じて震災を振り返る。
日常的な風景に寓話的イメージをそっと重ねた幻想的な情景を描き出す映像作品で知られるさわひらきの同画廊7年ぶりとなる個展。
ポートレイトの手法を軸に「外見と内面の関係」という問いを一貫して探究してきた澤田知子の国内初となる公立美術館における大規模個展。代表作《ID400》は貴重なオリジナルバージョンを約20年ぶりに展示。
1970年代より沖縄を拠点に沖縄に暮らすさまざまな境遇に置かれた人々に密着した作品を発表し、近年は琉球國から現代に至る沖縄の歴史を「大琉球写真絵巻」として制作する写真家・石川真生の個展。
大量のイメージが氾濫する現代においてなお、イメージを見ることに基点を置いた制作活動に取り組む三宅砂織を招聘し、アーティストの制作活動を身近に鑑賞する機会創出を目的とする「アーティスト・イン・ミュージアム」を開催。
1986年に着想した「建物としての自画像」というコンセプトを30年以上にわたって追求し、2013年にはヴェネツィア・ビエンナーレのオランダ館代表を務めた経験を持つマーク・マンダースの国内美術館初の個展。
1910年代から1970年代まで、時代のなかで、思潮を反映しながら展開した近代名古屋の写真表現の軌跡を振り返る企画展。
東日本大震災から10年という年月が経過し、出来事や体験が「過去」のものにされつつあるなかで、芸術が持つ「想像力の喚起」という性質に着目した企画展を開催。
「映像の気持ち(E-MOTION GRAPHICS)」をテーマに、第13回恵比寿映像祭が東京都写真美術館を中心に恵比寿周辺の複数会場で2月5日に開幕。
美術評論家の椹木野衣を企画・監修に迎え、椹木の独自の視点から選定したアーティストたちによる集合的活動を通じて、平成年間の美術を振り返る。