鉄を中心とした固く重い素材を扱いながら、大気や水蒸気などをモチーフに万物がうつろいゆくなかに在る生命の尊さを軽やかに表現してきた彫刻家、青木野枝の個展。

鉄を中心とした固く重い素材を扱いながら、大気や水蒸気などをモチーフに万物がうつろいゆくなかに在る生命の尊さを軽やかに表現してきた彫刻家、青木野枝の個展。
第57回ヴェネツィア・ビエンナーレの香港代表に選ばれるなど、音とその文化的政治性を探究する多彩な実践が国際的に知られるサムソン・ヤンの個展を開催。
ケリス・ウィン・エヴァンスによる新作コミッションワークを基点に、第一部(春夏プログラム)では、りんごという日常の身近なものから宇宙規模に展開される豊かなイマジネーションのかたちを紹介。
近現代美術史の文脈を再検討した作品やユーモラスな発想で日常を捉え直す作品など、コンセプチュアル・アートの可能性を拡張してきたライアン・ガンダーが、同館の収蔵品を再解釈してキュレーションを試みたふたつの展覧会『ストーリーはいつも不完全……』と『色を想像する』を開催。
日中戦争および太平洋戦争に学徒出陣した戦没画学生の遺作の収集、展示に取り組む戦没画学生慰霊美術館「無言館」の収蔵品を中心に約130点の絵画を紹介。
日本在住の35歳以下のアーティストを対象にしたプログラム「TOKAS-Emerging」。本年度は、TOKASが選出した3組と新型コロナウイルス感染症の拡大防止のための臨時休館で、昨年の展示が中止となった3組を加えた6組のアーティストが個展を開催。
九州各地を拠点に、自らの生きる環境に根ざした問題意識を持って主体的な活動を行なう7組を紹介し、この土地の独自の文化、さらにそれが生み出しつづける可能性について考察していく。
さまざまな歴史的、哲学的テクストや素材から映像作品、インスタレーション、演劇的パフォーマンスを発表してきたホー・ツーニェンが、VRをはじめとするテクノロジーを用いた新しい芸術表現を模索してきたYCAMとのコラボレーションで実現した新作インスタレーション《ヴォイス・オブ・ヴォイド—虚無の声》を世界初公開。
自然との共生など現代社会に通底するテーマを扱いながら、美術における映像表現の可能性を切り拓いてきたアーティスト、ピピロッティ・リストの約30年間の活動の全貌を紹介。
大阪府20世紀美術コレクションの可能性をアーティストとともに探る企画の第3弾として、野原万里絵を招聘し、伊藤継郎の「スケッチ・ブック」を起点に野原自身の作品とコレクションで構成した企画展を開催。
アルヴァ・アアルトとともに設計事務所を牽引し、自身も建築家、デザイナーとしてアアルト建築をかたちづくっていったアイノ・アアルトに焦点を当てた展覧会。
ホンマエリとナブチによるアートユニット、キュンチョメが2011年の活動開始より取り組んできた東日本大震災に関わる16作品を横浜市神奈川区にある民家で公開。