ワタリウム美術館が95年に故ヤン・フートと協力し、実現した『水の波紋95』の源流となった作品をたどり、そこに新たなアーティストが加わることで次なる波紋を生じさせようと試みる展覧会。

ワタリウム美術館が95年に故ヤン・フートと協力し、実現した『水の波紋95』の源流となった作品をたどり、そこに新たなアーティストが加わることで次なる波紋を生じさせようと試みる展覧会。
同時代の舞台芸術に取り組む国内外のプロフェッショナルの交流の場「TPAM2021」が開幕。各プログラムは来場参加を基本としながらも、各プログラムの一部はオンラインでの観賞、参加が可能となる。
近代建築を脱構築するような女性的なまなざしで建築における内と外、光と空間の関係性を捉えた抽象的な写真作品で知られるルイザ・ランブリの個展を開催。
中国電影資料館との共催により、戦争と革命に揺れ動きつづけた20世紀の中国で製作された計29作品を上映。
写真表現を軸にそれぞれ異なるアプローチを展開するアネケ・ヒーマン&クミ・ヒロイ、潮田登久子、片山真理、春木麻衣子、細倉真弓の5組の作品を「境界」をテーマに紹介する。
自作のオブジェを身の回りのモノとともに周到に配置した仮設の風景をつくり、現実らしさや虚構性が入り混じった複雑な世界観をつくりだす画家、千葉正也の個展を開催。
1970年代中頃よりプラハの都市空間で試みた、シナリオに基づく日常的な行為と見分けのつかないようなささやかなアクションなどで知られるアーティスト、イジー・コヴァンダの日本初個展。
「不可視なもの・確かでない存在」をテーマに制作活動を行なう冨安由真が、通常は演者の存在を常とする劇場で、新作インスタレーションに挑む。
日本における最初期の裸婦の公共彫刻である菊池一雄の「平和の群像」のマケットなどを起点に、現代において放射状に拡がっていく「公共」と「彫刻」の可能性を多角的な角度から考察。
「新しい建築の表現を追求したい」という飽くなき探求心を原点に、周囲の環境や人々の営みを巻き込みながら、生き生きとした建築の表現を生み出しつづける建築家、中川エリカの個展を開催。
1930年代半ばから1940年まで福岡を拠点に活動した前衛美術グループ「ソシエテ・イルフ」を、写真作品や絵画、メンバーが作品を投稿していたカメラ雑誌などの資料とともに、その活動を振り返る。
自分の中に架空の画家を見いだし「彼に描かせる」というアプローチをとる桑久保徹が、公立美術館初の個展で近年取り組んできた「カレンダーシリーズ」全作を発表。