自分自身に起きたあらゆる経験や感情を刻み込むような躍動感あふれる筆遣いと豊かな色彩を特徴とする絵画を中心に制作している近藤亜樹。新作と学生時代の作品を発表するとともに、映画『HIKARI』を上映。

自分自身に起きたあらゆる経験や感情を刻み込むような躍動感あふれる筆遣いと豊かな色彩を特徴とする絵画を中心に制作している近藤亜樹。新作と学生時代の作品を発表するとともに、映画『HIKARI』を上映。
「ロトスコープ」と呼ばれるアニメーションの技法を用いた映像作品で知られる佐藤雅晴が45歳の若さで亡くなるまでに手がけた制作の全貌を紹介する回顧展。
ナラティブ(もの語り)をテーマに、東日本大震災からの10年の間にメディアテークとともに地域のなかで活動してきたアーティストが、過去・現在・未来を見据えて、それぞれの観点であらわした10のナラティブを紹介。
映像と彫刻を組み合わせた「ヴィデオ彫刻」で知られるヴィデオ・アートの先駆者のひとり、久保田成子の大規模な回顧展。日本国内では約30年ぶり、没後初となる本企画は、2021年3月から新潟、大阪を巡回し、東京都現代美術館が最後の会場となる。
美術と書物が交差する領域に存在してきた「版画」に焦点をあてた企画展。同館の貴重書コレクションによる歴史的、体系的な展観と、ライプツィヒに拠点を置く出版社ルボーク・フェアラーグの活動を並置し、書物における「絵画性」の在りかを版画というメディウムの技術的、表現的側面から紐解く。
甚大な被害を及ぼした東日本大震災から10年、時間とともにうすれゆく震災の記憶をいかに次世代へとつなぎ、教訓を伝えていくか、時代の趨勢から取りこぼされてゆくものに目を向けてきた北島敬三、コ・スンウク、豊島重之、山城知佳子の作品を通して考える展覧会。
おおさか創造千島財団が運営する「MASK」で保管する大型作品の一般公開。同施設に参画する宇治野宗輝、金氏徹平、久保田弘成、名和晃平、やなぎみわ、ヤノベケンジの作品展示とともに、2019年度に実施した公募により選出された持田敦子の新作を発表。
「フェルトと布」「循環と再生」といったキーワードでで両者を併置することで、ボイスとパレルモの交わりや重なりにその実践の潜勢力を探る日本の美術館による独自企画。
ドローイング、ラミネート加工されたカード、単色に着彩された紙粘土といった連作、そして、300号の油彩画など、高橋がここ数年てがけてきたさまざまな「絵画」で構成。
彫刻家の對木裕里が「ばらばらの集合体としてつくられた彫刻」を創作の手がかりとした未発表の新作を中心に、ちょっとナンセンス、かつ不思議なダンスに誘うような展示空間の創出を試みる。