家庭用冷蔵庫や書籍など、時間を経て人々の営みの痕跡が堆積した静物を撮影した端正なモノクロ写真のシリーズなどで知られる潮田登久子の活動を振り返る。

家庭用冷蔵庫や書籍など、時間を経て人々の営みの痕跡が堆積した静物を撮影した端正なモノクロ写真のシリーズなどで知られる潮田登久子の活動を振り返る。
アジア屈指のアートフェア「アートバーゼル香港」が主要部門の参加ギャラリーのラインナップを発表。入国者などに対する強制隔離措置の撤廃後初めての開催として、過去最多の172軒が参加。
横浜美術館の改修工事の工期延長により、来年12月に予定していた第8回横浜トリエンナーレの開幕が2024年3月に変更となった。新たに発表された会期は、2024年3月15日(金)から6月9日(日)までの約80日間。
無声映画期から1960年代以前にキャリアを開始した女性映画人80名以上が参加した作品を対象に計81作品を上映する大規模な特集上映。脈々と築き上げられてきた女性映画人たちの歴史を掘り起こし、その仕事を見直すことによって、日本映画への新たな視座を切り拓こうとする試み。
シンプルな動作を通じて「人間」という存在の輪郭について考察を続けるアート・ユニット、山下麻衣+小林直人の個展。特別に制作を委託された新作《NC_045512》をはじめ、初期作から近作、未発表作を含めた57点を発表する。
ヴェネツィア・ビエンナーレ事務局は、2024年開催予定の第60回ヴェネツィア・ビエンナーレのキュレーターに、サンパウロ美術館のアーティスティック・ディレクターのアドリアーノ・ペドロサを任命。
ゲストキュレーターに資生堂ギャラリーの豊田佳子を迎え、幅広い分野を横断する独創的な活動で知られた赤瀬川原平の残した未発表の写真約4万枚の中から、6名のアーティストが自身の関心の下に選んだ写真群を紹介する。
次代を切り拓く先進性をもった新進アーティストの活動の応援を目的とする公募展。本年度は、260件の応募から選ばれた岡ともみ、YU SORA、佐藤壮馬がそれぞれ約1ヶ月間の個展を開催。
1910年代から30年代にかけて、西欧を中心に日本を含む各地で同時代的に現れた、さまざまな「モダン」の形を紹介する展覧会。
複雑かつ不条理なプロセスを経て立ち上がる多種多様な作品群を国内外で発表してきた泉太郎の個展。数々のキーワードが絡み合う思考のプロセスと、コスプレ、キャンプ、被葬のような体験を織り交ぜ、不可知に向き合い続けるための永久機関を立ち上げる。
2022年12月7日、世界有数の現代美術賞として知られるターナー賞の本年度の受賞者にヴェロニカ・ライアンが選出された。彫刻の言語を拡張する個人的かつ詩的なアプローチが高く評価された。
サンティ・アレルッツォ
2022年10月21日 – 11月30日
GALLERY SIDE 2、東京