デイヴィッド・ホックニー展 @ 東京都現代美術館

 

デイヴィッド・ホックニー展
2023年7月15日(土)- 11月5日(日)
東京都現代美術館 企画展示室1F/3F
https://www.mot-art-museum.jp/
開館時間:10:00–18:00 入場は閉館30分前まで
休館日:月(ただし、7/17、9/18、10/9は開館)、7/18、9/19、10/10
企画担当:楠本愛(東京都現代美術館学芸員)
展覧会URL:https://www.mot-art-museum.jp/exhibitions/hockney/

 

東京都現代美術館では、60年以上にわたり芸術表現の可能性を探究し続けてきた画家、デイヴィッド・ホックニーの個展「デイヴィッド・ホックニー展」(主催:東京都現代美術館、読売新聞社)を開催する。

デイヴィッド・ホックニー(1937年イギリス、ブラッドフォード生まれ)は、ロンドンのロイヤル・カレッジ・オブ・アート在籍時に頭角を現し、1964年にロサンゼルスに移住すると、アメリカ西海岸の陽光あふれる情景を描いた絵画で一躍注目を集める。絵画のみならず、ドローイングや版画、写真、フォトコラージュ、壁画、舞台芸術など、幅広い表現に取り組むとともに、ペイントボックス(Quantel社製のThe Graphic Paintbox)やPhotoshop、iPhoneやiPadなど、新しいテクノロジーも積極的に制作に取り入れてきた。1963年の初個展以来、数々の展覧会を開催。2017年には生誕80周年を記念した回顧展がテート・ブリテンやポンピドゥー・センター、メトロポリタン美術館を巡回し、テート・ブリテンでは同館史上最高記録となる約50万人が来場した。

 

 

1996年に東京都現代美術館で開催された「デイヴィッド・ホックニー版画展」以来、実に27年振りの大規模展覧会となる本展は、ホックニーがイギリス各地やロサンゼルスで制作した多数の代表作に加えて、故郷ヨークシャーで近年制作した幅10メートル、高さ3.5メートルの油彩画《春の到来イースト・ヨークシャー、ウォルドゲート2011年》(2011)、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)によるロックダウン期間にiPadで描いた全長90メートルにおよぶ新作《ノルマンディーの12か月2020-2021年》(2020-21)まで、120点余の作品を通じて、視線の先に広がる身近な日常をひたむきに描きとめ、それらを他者と惜しみなく分かち合おうとしてきたホックニーの創作の歩みを辿る貴重な機会となる。

 

 

関連イベント
担当学芸員によるギャラリートーク第一回
2023年7月21日(金)19:00-20:00
会場:東京都現代美術館 企画展示室3F/1F
無料(当日有効の本展チケット必須)、当日18:55に企画展示室1F入口付近に集合

担当学芸員によるレクチャー
2023年8月11日(金・祝)15:00-16:30(開場:14:45-)
会場:東京都現代美術館 B2F 講堂
定員:180名(当日先着順)
無料(当日有効の本展チケット必須)

担当学芸員によるギャラリートーク第一回
2023年8月25日(金)19:00-20:00
会場:東京都現代美術館 企画展示室3F/1F
無料(当日有効の本展チケット必須)、当日18:55に企画展示室1F入口付近に集合

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