ケリス・ウィン・エヴァンス「L>espace)(…」@ エスパス ルイ・ヴィトン東京


ケリス・ウィン・エヴァンス《Sentiment》2010年 ©︎Cerith Wyn Evans Photo credits: Courtesy of the artist and White Cube, London

 

ケリス・ウィン・エヴァンス「L>espace)(…
2023年7月20日(木)- 2024年1月8日(月)
エスパス ルイ・ヴィトン東京
https://www.espacelouisvuittontokyo.com/
開館時間:12:00–20:00
休館日:ルイ・ヴィトン表参道店に準じる。

 

エスパス ルイ・ヴィトン東京では、言語や認識、時間を主要なテーマに、光や音、空間の諸条件などを素材に用いた、独創的な引用が特徴的な表現を展開するウェールズ出身のアーティスト、ケリス・ウィン・エヴァンスの個展「L>espace)(…」を開催する。エヴァンスは、4月に草月会館とタカ・イシイギャラリーで個展を実現し、本展が日本国内で今年3度目の個展となる。

ケリス・ウィン・エヴァンス(1958年ウェールズ・ラネリー生まれ)は、映像作家としてキャリアを開始し、1990年以降はその表現を方法を彫刻やインスタレーションに展開、映画や文学、美術史をはじめ、さまざまな分野を参照した詩的な作品を発表している。近年の主な個展に、「Cerith Wyn Evans」(タマヨ美術館、メキシコシティ、2018)、「….the Illuminating Gas」(ピレリ・ハンガービコッカ、ミラノ、2019)、「ケリス・ウィン・エヴァンス展」(ポーラ美術館、2020)、「Aspen Drift」(アスペン美術館、2021)。ドクメンタ11(2002)、第50回ヴェネツィア・ビエンナーレ ウェールズ館(2003)をはじめ、第9回イスタンブール・ビエンナーレ(2005)、横浜トリエンナーレ(2005、2008)、第1回あいちトリエンナーレ(2010)、ヴェネツィア・ビエンナーレ国際建築展(2010)、第4回モスクワ・ビエンナーレ(2011)、第57回ヴェネツィア・ビエンナーレ(2017)など、数々の国際展に参加している。また、2017年にはテート・ブリテンのデュヴィーン・ギャラリーズのためのコミッションワークとして、《Forms in Space…by Light (in Time)》を発表。2018年には《Composition for 37 Flutes》でヘップワース・ウェイクフィールド彫刻賞を受賞している。

本展は、フォンダシオン ルイ・ヴィトンが所蔵する選りすぐりのコレクションを世界的に紹介する「Hors-les-murs(壁を越えて)」プログラムの一環として企画された。同プログラムは東京のほか、ミュンヘン、ヴェネツィア、北京、ソウル、大阪のエスパス ルイ・ヴィトンで展開されている。

 


ケリス・ウィン・エヴァンス《Lettre à Hermann Scherchen’
from ‘Gravesaner Blätter 6’ from Iannis Xenakis to Hermann Scherchen (1956)》2006年
©︎Cerith Wyn Evans Photo credits: Courtesy of the artist and White Cube, London

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