藤井光「帝国の教育制度」2016年
六本木クロッシング2016:僕の身体(からだ)、あなたの声
2016年3月26日(土)-7月10日(日)
森美術館
http://www.mori.art.museum/
開館時間:10:00-22:00(火曜は17:00まで)入館は閉館30分前まで
会期中無休
企画:荒木夏実(森美術館キュレーター)、キム・ソンジョン(アートソンジェセンターディレクター、Samusoディレクター)、小澤慶介(キュレーター/特定非営利活動法人アーツイニシアティヴトウキョウ[AIT/エイト])、ウー・ダークン(台北国際芸術村ディレクター)
公式サイト:http://www.mori.art.museum/contents/roppongix2016/
森美術館では、3年に一度、定点観測的に日本のアートシーンの最前線を総覧するシリーズ展『六本木クロッシング2016:僕の身体(からだ)、あなたの声』を開催する。
5回目の開催となる本展では、森美術館キュレーターの荒木夏実に、小澤慶介、キム・ソンジョン、ウー・ダークンという日本、韓国、台湾のキュレーターを加え、4人のキュレーターが選出した20組のアーティストを紹介。「自己と他者、身体とアイデンティティの関係性」「過去との新たな出会い」「独自の視点で描く、オルタナティブな物語」「人と「モノ」の新たな関係性を探る」「変容するジェンダーへの意識と未来の可能性」などというテーマを背景に、グローバル化、高度情報化が進行する社会における歴史や身体、性、風景に対するイメージの刷新を試みる。
参加アーティストは、ジェイ・チュン&キュウ・タケキ・マエダ、藤井光、後藤靖香、長谷川愛、石川竜一、片山真理、小林エリカ、ナイル・ケティング、松川朋奈、ミヤギフトシ、毛利悠子、百瀬文、西原尚、野村和弘、佐々瞬、さわひらき、志村信裕、高山明、山城大督、ジュン・ヤン。(太字のアーティストは新作を出展。片山、松川は一部新作。)
会期中には4人のキュレーターが展覧会のコンセプトや企画のプロセスなどについて語る「キュレータートーク」や、参加作家による作品紹介「リレートーク」を開催。そのほか、同性カップルの間に誕生する子どもをテーマにした長谷川愛の作品をてがかりに、科学と生命、未来の家族のかたちをテーマとしたトークセッション「未来の家族-科学と生命の可能性-」や、参加作家の藤井光らといっしょに鑑賞、対話を行なう中高生を対象としたプログラムなどを実施する。
片山真理「you’re mine #001」2014年 個人蔵 Courtesy: TRAUMARIS, Tokyo
志村信裕「見島牛」2015年 Courtesy: Yuka Tsuruno Gallery, Tokyo
毛利悠子「モレモレ:与えられた落水 #1–3」2015年 展示風景:「日産アートアワード 2015:ファイナリスト7名による新作展」BankART Studio NYK、横浜、2015 Photo: Kioku Keizo *参考作品
関連企画
「クロストーク2016」DAY1
2016年3月26日(土)13:00-17:30(開場:12:30)
会場:森美術館オーディトリアム
定員:80名(要予約)、無料(要展覧会チケット)※受付終了
※日英同時通訳付
13:00-13:45|キュレータートーク
出演:キム・ソンジョン(アートソンジェセンターディレクター、Samusoディレクター)
ウー・ダークン(台北国際芸術村ディレクター)
小澤慶介(キュレーター/特定非営利活動法人アーツイニシアティヴトウキョウ[AIT/エイト])
荒木夏実(森美術館キュレーター)
14:00-15:30|リレートーク第1回
出演:毛利悠子、西原尚、さわひらき
モデレーター:ウー・ダークン
16:00-17:30|リレートーク第2回
出演:ジェイ・チュン&キュウ・タケキ・マエダ、ナイル・ケティング、ジュン・ヤン
モデレーター:キム・ソンジョン
「クロストーク2016」DAY2
2016年3月27日(日)14:00-18:00(開場:13:30)
会場:森美術館オーディトリアム
定員:80名(要予約)、無料(要展覧会チケット)
※本プログラムは日本語で進行。英語同時通訳は事前申込制(詳細は公式ウェブサイトを参照)
14:00-15:30|リレートーク第3回
出演:藤井光、佐々瞬、高山明
モデレーター:小澤慶介
16:00-18:00|リレートーク第4回
出演:ミヤギフトシ、百瀬文、志村信裕、山城大督
モデレーター:荒木夏実
「クロストーク2016」DAY3
2016年6月12日(日)13:30-19:00(開場:13:00)
会場:森美術館オーディトリアム
定員:80名(要予約)、無料(要展覧会チケット)
※本プログラムは日本語で進行。英語同時通訳は事前申込制(詳細は公式ウェブサイトを参照)
13:30-15:00|リレートーク第5回
出演:松川朋奈、野村和弘
モデレーター:小澤慶介
15:30-17:00|リレートーク第6回
出演:石川竜一、片山真理
モデレーター:荒木夏実
17:30-19:00|リレートーク第7回
出演:後藤靖香、小林エリカ
モデレーター:荒木夏実
長谷川愛「(不)可能な子供」2015年
トークセッション「未来の家族-科学と生命の可能性-」
出演:長谷川愛(アーティスト)
スプツニ子!(アーティスト、MITメディアラボ助教)
牧村朝子(タレント、文筆家)
八代嘉美(京都大学iPS細胞研究所上廣倫理研究部門特定准教授)
モデレーター:荒木夏実
2016年5月14日(土)14:00-16:00(開場:13:30)
会場:森美術館オーディトリアム
定員:80名(要予約)、無料(要展覧会チケット)
※本プログラムは日本語で進行。英語同時通訳、手話同時通訳は事前申込制(詳細は公式ウェブサイトを参照)
中高生プログラム「アーティストに出会う」
出演:藤井光(アーティスト)
小泉明郎(アーティスト)
2016年4月24日(日)東京都現代美術館「MOTアニュアル2016」展鑑賞
2016年5月29日(日)森美術館「六本木クロッシング2016展」鑑賞
定員:15名(要予約、先着順)、無料
対象:中学生、高校生
※当日スケジュールなど詳細は決定次第、公式ウェブサイトで公開
※そのほかの関連企画は、美術館公式ウェブサイトを参照。
同時開催
MAMスクリーン003:交差する視点-海外アーティストたちが見た日本の風景
2016年3月26日(土)-7月10日(日)
MAMコレクション003:スッティー・クッナーウィチャーヤノン-ステレオタイプなタイ
2016年3月26日(土)-7月10日(日)
MAMリサーチ003:ファンタジー・ワールド・スーパーマーケット-インドネシア現代美術のアプローチ、実践、思考 1970年代のニュー・アート・ムーブメントから現在まで
2016年3月26日(土)-7月10日(日)