文谷有佳里「なにもない風景を眺める」2016年
トランス/リアル—非実体的美術の可能性
vol.6 文谷有佳里「Transonic/Line」
2016年12月17日(土)-2017年2月4日(土)
ギャラリーαM
http://gallery-alpham.com/
開廊日時:11:00-19:00
休廊日:日、月、祝、冬期休廊(12/25-1/9)
※アーティストトーク:12月17日(土)18:00-19:00
オープニングパーティー:12月17日(土)19:00-
キュレーター:梅津元(埼玉県立近代美術館主任学芸員/芸術学)
ギャラリーαMでは、αMプロジェクト2016「トランス/リアル—非実体的美術の可能性」の第6弾として、即興と構築の要素が共存するドローイングで知られる文谷有佳里の個展を開催する。
文谷有佳里(1985年岡山県生まれ)は、愛知県立芸術大学音楽学部を経て、2010年に東京藝術大学大学院の美術研究科先端芸術表現専攻を修了。2000年代中頃より、音楽活動とともに、ドローイングを中心とした作品の発表をはじめる。主な展示に茅野市美術館やガレリア フィナルテでの個展や、群馬青年ビエンナーレ2010、『POSITION2012 名古屋発現代美術〜この場所から見る世界』(名古屋市美術館)、VOCA展2013、第17回岡本太郎現代芸術賞展(2014)、群馬青年ビエンナーレ2015などがある。
本シリーズの企画を担当する梅津は、本展に寄せた文章「Transonic / Line」で、「文谷の作品において、支持体は、まずは一般的な物質として認識されるが、文谷が線をひくにつれ、そのテクスチュアが後退し、物質性の希薄な透明な空間が出現する。(中略)透明な空間に浮遊する線は、作品の完成にともない、支持体=背景と不可分な「線の壁」として出現し、衝撃をもたらす」と述べる。会期初日の12月17日にはアーティストトークとオープニングパーティーを開催。アーティストトークはギャラリーαMのYoutubeチャンネルで後日公開。
αMプロジェクト2016『トランス/リアル—非実体的美術の可能性』
展覧会会期
vol.1|越野潤「Translucent/Surface」
2016年4月9日(土)-5月14日(土)
vol.2|牛膓達夫「Transparent/Space」
2016年5月28日(土)-7月2日(土)
vol.3|末永史尚・八重樫ゆい「Transform/Paint」
2016年7月16日(土)-8月27日(土)(夏期休廊:8/7-8/15)
vol.4|相川勝・小沢裕子「Transfer/Information」
2016年9月10日(土)-10月15日(土)
vol.5|伊東篤宏・角田俊也「Transmission/Sound」
2016年10月29日(土)-12月3日(土)
vol.6|文谷有佳里「Transonic/Line」
2016年12月17日(土)-2017年2月4日(土)(冬期休暇:12/25-1/9)
vol.7|田中和人「Transpose/Perception」
2017年2月18日(土)-3月25日(土)