埼玉県立近代美術館では、1970年代から現在に至るまで半世紀にわたり、彫刻とは何かを問い続けてきた戸谷成雄の実践を振り返る大規模個展を開催する。本展は、戸谷の活動拠点である埼玉県と出身地である長野県という、2つの県立美術館による共同開催であり、長野県立美術館からの巡回展となる。
おすすめ展覧会

金仁淑『Between Breads and Noodles』@ GALLERY MoMo 両国
恵比寿映像祭2023 コミッション・プロジェクトで特別賞を受賞した金仁淑の個展。本展では、2014年にデュッセルドルフで滞在制作した在独韓国人とドイツ移民に焦点を当てた《Between Breads and Noodles》のシリーズを発表する。
フェムケ・ヘレフラーフェン「Corrupted Air|腐敗した空気」 @ 京都市立芸術大学ギャラリー@KCUA
京都市立芸術大学ギャラリー@KCUAでは、現代の金融技術やインフラに関する抽象的なデータから、それらが持つ意味や生態学的影響などについて検証し、ジャンル横断的で多様な表現方法を用いて独自のイメージを生み出すフェムケ・ヘレフラーフェンの個展「Corrupted Air|腐敗した空気」を開催する。
三菱商事アート・ゲート・プログラム2021-2022 支援アーティスト6組による新作展 @ 代官山ヒルサイドフォーラム
三菱商事の若手アーティスト支援プログラム「三菱商事アート・ゲート・プログラム(MCAGP)」による、支援アーティスト6組の展覧会が、代官山ヒルサイドフォーラムにて開催される。

ケアリング/マザーフッド:「母」から「他者」のケアを考える現代美術―いつ・どこで・だれに・だれが・なぜ・どのように?― @ 水戸芸術館現代美術ギャラリー
1930年代生まれのミエレル・レーダーマン・ユケレスやユン・ソクナムから、1980年代生まれのリーゼル・ブリッシュやマリア・ファーラまで、幅広い世代の国内外のアーティスト15名・組の作品を手掛かりに、社会とケア、そしてケアとその担い手の関係をほぐし、編み直す。

フィオナ・タン「スリ」@ ワコウ・ワークス・オブ・アート
ワコウ・ワークス・オブ・アートでは、記憶とイメージをめぐる詩的な作品で知られるフィオナ・タンの個展『スリ』を開催する。コロナ禍による延期を経て、同ギャラリー9度目の個展となる本展では、日本初公開となる近作の2点の映像作品と、世界初公開となる写真作品を発表する。

シアターコモンズ’23
演劇の「共有知」を活用し、社会の「共有地」を生み出すプロジェクト「シアターコモンズ’23」が、2023年2月23日より、ゲーテ・インスティトゥート東京、SHIBAURA HOUSEおよびオンラインにて開幕する。
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コレクション2 特集展示:メル・ボックナー @ 国立国際美術館
昨年度新たに購入したメル・ボックナーの《セオリー・オブ・スカルプチャー(カウンティング)&プライマー》を収蔵後初展示。同館コレクションからボックナーと同時代に活躍した日本人アーティストの作品とともに、コンセプチュアル・アートについて考察する。
コレクション解体新書Ⅱ 1970年代以降の作品を中心に @ 目黒区美術館
目黒区美術館の開館35周年を記念し、館の誕生前後の時代である1970年代以降の作品を中心としたコレクション展を開催。宇佐美圭司、川俣正、高松次郎、村上友晴の作品とともに、作品の収集経緯やエピソードも紹介する。
とびたつとき 池田満寿夫とデモクラートの作家 @ 和歌山県立近代美術館
広島市現代美術館の協力により、マルチタレントとして知られた版画家・池田満寿夫をキーパーソンとして、池田が交流したデモクラート美術家協会の作家たちの1950年代から1960年代後半までの作品とともに、世界を席巻することになる戦後日本の版画を再考する。