《写像球体を持つ手》 1935年、リトグラフ M.C. Escher Foundation Collection, The Netherlands All M.C. Escher works © 2024 The M.C. Escher Company, Baarn, The Netherlands. All rights reserved mcescher.com
エッシャー 不思議のヒミツ
2024年7月13日(土)-9月23日(月・祝)
豊田市美術館
https://www.museum.toyota.aichi.jp/
開館時間:10:00-17:30 入場は閉館30分前まで
休館日:月(ただし、7/15、8/12、9/16、9/23は開館)
展覧会URL:https://www.museum.toyota.aichi.jp/exhibition/escher?t=plan
観覧料:一般1,700円(1,500円)、高校・大学生1,200円(1,000円)、中学生以下無料
※( )内はオンラインチケット、前売券及び20人以上の団体料金
同時代のアートのみならず過去の美術からもインスピレーションと影響を受けたマウリッツ・コルネリス・エッシャー(1898-1972)は、幾何学的な構成と厳密さを追求して、視覚芸術の本質に迫る作品を生みだしました。多才で先進的なこの芸術家は、幻視的イメージや錯視を用いた作品で独自の芸術世界を創造した存在であったと言えます。エッシャーが自身の独創的な世界を形づくる鍵を見出したのは、数字や幾何学、数学の世界においてだけではありません。奇想の天才として、芸術的言語を幅広く駆使し、それらを融合させて魅力的な新しい道を切り開いたのです。この点で、エッシャーは美術史における例外的な存在であり、幅広い層の人々の関心を惹きつけてやまない人物だと言えます。
本展では、エッシャーがサミュエル・イェッスルン・ド・メスキータに師事していた頃のアール・ヌーヴォーにインスピレーションを得た作品をはじめ、イタリア滞在時代の作品も含めた約160作品を展観します。あわせて、エッシャーの不思議な世界に入り込むことができるさまざまな体験展示が会場のあちらこちらに用意されています。それらによって、エッシャー作品の根底にあり、新しい世代のあらゆる分野の芸術家に刺激を与え続けている数多くの遠近法的、幾何学的、構成的パラドックスと能動的に関わるという、貴重な機会を提供します。
《スカンノの街路、アルブルッツィ地方》 1930年、リトグラフ Maurits Collection, Italy / All M.C. Escher works © 2024 The M.C. Escher Company, Baarn, The Netherlands. All rights reserved mcescher.com
《平面の正則分割 Ⅲ》 1957年、木版 Maurits Collection, Italy / All M.C. Escher works © 2024 The M.C. Escher Company, Baarn, The Netherlands.All rights reserved mcescher.com
《昼と夜》 1938年、木版 Maurits Collection, Italy / All M.C. Escher works © 2024 The M.C. Escher Company, Baarn, The Netherlands. All rights reserved mcescher.com
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日程等の詳細が決まり次第、ウェブサイトに掲載予定。