所蔵作品展「MOMATコレクション」

今年も、千鳥ヶ淵の桜が美しい季節を迎えます。これにあわせて、所蔵品ギャラリー3階10室では重要文化財の川合玉堂《行く春》をはじめ、桜を描いた名作が、みなさんをお迎えします。
今年の春はまた、東日本大震災から10年の節目でもあります。当館では、震災から間もない2011年5月から、コレクション展のなかで「東北を思う」という特集を組み、その後も何度か継続してきました。今回は「東北を思う」の展示を振り返り(作品に付された水色のキャプションは2011年当時の解説です)、また震災をめぐる新しい収蔵品もご紹介します。
さらに、1階で開催の「あやしい絵」展に関連して、4階2室で「物語る絵」、3室で「絵画と生命」、5室で「「猟奇」と「尖端」の時代」を、2階ギャラリー4では写真における幻想的な傾向を集めた「幻視するレンズ」を、それぞれ特集します。

 

【開催概要

会場:
東京国立近代美術館本館所蔵品ギャラリー(4F-2F)
会期:
2021年3月23日(火)-5月16日(日)
開館時間:
10:00-17:00(金・土曜は10:00-20:00)*入館は閉館30分前まで
休室日:
月曜日[ただし2021年3月29日、2021年5月3日は開館]、5月6日(木)
観覧料:
一般 500円 (400円)、大学生 250円 (200円)
※( )内は20名以上の団体料金。いずれも消費税込。
詳細はこちらをご覧ください。

 

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