蘇ったフィルムたち チネマ・リトロバート映画祭 @ 国立映画アーカイブ

古今東西の発掘・復元された映画を披露する場として毎年ボローニャで開かれている「チネマ・リトロバート映画祭」に出品された発掘・復元作を特集上映する「蘇ったフィルムたち チネマ・リトロバート映画祭」を、チネテカ・ディ・ボローニャ財団(FCB)、イタリア文化会館とともに共同開催。

シム・チーイン「隠れた山」@ 脱衣所

歴史や記憶、紛争、採取をテーマとするリサーチに基づいた作品を発表してきたシンガポール出身のアーティスト、シム・チーインの個展。マラヤ民族解放軍が終戦後の1948年から1960年にかけて、英領マラヤで英国植民地軍と闘ったゲリラ戦の歴史を多面的なリサーチを通じて探求するシム・チーインの映像作品とアーティスト・ブックを紹介。

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未完の始まり:未来のヴンダーカンマー @ 豊田市美術館

歴史や資料を調査・収集して、現代のテクノロジーを交えながら、時を超えた事物の編み直しを試みてきた5人のアーティストの実践を通じて、改めてミュージアムと社会との関係や、展示における政治的・美学的意義を探る企画展。

当意即妙―芸術文化の抵抗戦略 @ 京都芸術センター

2021年2月にミャンマーで起きたクーデターが生み出したさまざまなかたちの暴力が、いまなお人々を、そして人々が願う希望や平和を脅かす中で、そこに抵抗を示し戦い続け、願いや想いを声にし、あるいは言葉では表せない「なにか」を表現し続けているアーティストや団体を紹介。

回復する @ 丸亀市猪熊弦一郎現代美術館

新型コロナウイルス感染症の始まりから約3年が経った現在、私たちが日々を続けるための推進力としての、社会や自己のあり方の問い直し、他者との関わり、時間の経過など、地道な手段に着目し、表現の形もそれぞれ異なる7名のアーティストの作品を通して、弱った心身を受容しながら生きる術を考える展覧会。

生誕120年 安井仲治―僕の大切な写真 @ 兵庫県立美術館

大正期から太平洋戦争勃発に至る激動の時代に、写真のあらゆる技法と可能性を追求した写真家、安井仲治の全貌を紹介する展覧会。20年ぶりの大規模回顧展となる本展では、作家自身の手掛けたヴィンテージプリント141点と本展を機に新たに制作した23点を含むモダンプリント64点を5章構成で紹介する。

味/処 @ 神奈川県民ホールギャラリー

昨年の「ドリーム/ランド」と同じく「場所」をテーマに据えた展覧会シリーズの第2弾として、今村遼佑、川田知志、倉知朋之介、さとうくみ子、澤田華、丸山のどかの6名のアーティストによるグループ展「味/処」を開催。

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