松本陽子《黒い岩Ⅴ》1991 キャンバスにアクリル 個人蔵
松本陽子 宵の明星を見た日
2026年5月23日(土)–7月12日(日)
府中市美術館
https://www.city.fuchu.tokyo.jp/art/
開館日時:10:00-17:00 入場は閉館30分前まで
休館日:月
展覧会URL:https://www.city.fuchu.tokyo.jp/art/tenrankai/kikakuten/Yoko_Matsumoto.html
府中市美術館では、65年に及ぶキャリアを積み重ねてきた画家、松本陽子の美術館における初の大規模個展「松本陽子 宵の明星を見た日」を開催する。近年、青木野枝(2019)、池内晶子(2021)、白井美穂(2023)、小西真奈(2024)と実力派の女性作家の充実した個展を実現している同館による注目の企画。
松本陽子(1936年東京生まれ)は、東京藝術大学美術学部絵画科を1960年に卒業し、1967年から約1年間にわたりアメリカ合衆国に滞在。滞在中に出合ったアクリル絵具と綿のローカンヴァス(下地塗りの施されていないカンヴァス)による手法を独自に探究し、鮮やかで軽やかなさまざまな色が重なって、水蒸気を得てもくもくと成長する雲のような、動きと光にあふれた空間を持つ絵画、とりわけ代名詞となったピンクを主調とした絵画群を生み出した。2000年代に入り、油彩画に本格的に取り組み、緑や黒、青などを用いて豊穣な絵を描き出し、2026年5月に90歳を迎える現在も制作活動を継続している。1991年に国立国際美術館にて個展「国際交流展 松本陽子」を開催。2005年に神奈川県立近代美術館 鎌倉にて西村盛雄との二人展、2009年に国立新美術館にて野口里佳との二人展を開催。近年も「モネ それからの100年」(横浜美術館、2018/名古屋市美術館、2018)、「桃源郷通行許可証」(埼玉県立近代美術館、2022)などに出品。
松本陽子《ベイルシェバの荒野1》1987年 アクリル、カンヴァス 国立国際美術館
松本陽子《夜》1991年 アクリル、カンヴァス 東京都現代美術館
本展は、東京藝術大学卒業制作から、アクリル絵画、油彩画へと展開した、絵画と真摯に向き合ってきた松本の歩みを、作家本人とともにリストアップし、全国の美術館などから集めた代表作や昨年から描き始めた最新作などを通してたどる貴重な機会。会期中には松本自身のアーティストトークや松本陽子インタビュー映像上映会のほか、画家の今井俊介や原田郁らをゲストに松本陽子を語るトークセッション、本展企画担当学芸員による講座なども開催する。
同時開催のコレクション展では「東京を描く」をテーマとした作品を中心に紹介。公開制作には、身近なイメージや古今東西の事物が詰め込まれた画面を特徴とし、銭湯画や壁画を多く手がける宮﨑勇次郎が挑む。
松本陽子《降下する光2》1995年 アクリル、カンヴァス G foundation
松本陽子《宵の明星を見た日》2023年 油彩、カンヴァス、木炭、パステル UESHIMA MUSEUM COLLECTION
関連イベント
学芸員によるギャラリートーク
2026年5月23日(土)14:00–
会場:府中市美術館2階 企画展示室
無料(要企画展観覧料)、予約不要
トークセッション「画家たちと語る松本陽子」
2026年6月7日(日)14:00–
出演:今井俊介(画家)、原田郁(画家)ほか
会場:府中市美術館1階 講座室
無料、予約不要
松本陽子インタビュー映像上映会
2026年6月13日(土)14:00–、16:00–
会場:府中市美術館1階 講座室
無料、予約不要
※上映間に映像制作者によるトークあり
講座「陽子さんの絵の65年」
2026年6月28日(日)14:00–
講師:神山亮子(府中市美術館学芸員)
会場:府中市美術館1階 講座室
無料、予約不要
アーティストトーク
2026年7月11日(土)14:00–
会場:府中市美術館1階 市民ギャラリー
定員:150名(先着順)
無料、予約不要
同時開催
コレクション展「東京を描く」ほか
2026年5月23日(土)–7月12日(日)
府中市美術館2階 常設展示室
https://www.city.fuchu.tokyo.jp/art/tenrankai/jyosetu/index.html
公開制作95 宮﨑勇次郎
2026年5月23日(土)–9月6日(日)
府中市美術館1階 公開制作室
https://www.city.fuchu.tokyo.jp/art/koukaiseisaku/kokaikaisai/index.html
