椹木野衣 2024年5月17日

110:平成新山と三角すい — 諫早神社と四面宮

長崎県を訪ねた筆者は、雲仙・普賢岳をはじめとして、島原半島の災害史と関わる各所をめぐった。本稿では諫早神社(九州総守護 四面宮)の歴史とそこで整備が進む「御神苑」を軸に、記憶の継承のありかたを考える。

椹木野衣 2024年3月21日

109:白い夜 須藤康花と北限の絵

松本市美術館での「須藤康花 光と闇の記憶」展をめぐる論考。30年の生涯において、展名に象徴されるような対照的な世界を描いた須藤。彼女が見つめたものは何だったのか、論者の想像的飛躍も用いながら探る。

椹木野衣 2023年5月11日

105:熱源と体温 — MOCAF「ART AFTER HUMAN」展

新型コロナ禍から約3年。マスク着用方針の見直しなどが進むなか、筆者はこの間の動きを、一見するとつながりの薄い12年前の福島原発事故との関係から考察する。昨秋と今春の福島訪問で感じた「熱源」をめぐる論考。

椹木野衣 2023年3月8日

104:「小杉武久の2022」と和泉希洋志〈SOMA〉

2018年に亡くなった小杉武久の表現について、彼の他界後も続く関連企画を通じて改めて論考する。またその延長線上に、小杉と親交のあった和泉希洋志のスパイスカレー店での営みをひとつの表現活動としてとらえる。

Copyrighted Image