SIDE CORE展|コンクリート・プラネット @ ワタリウム美術館


SIDE CORE展|コンクリート・プラネット メインヴィジュアル

 

SIDE CORE展|コンクリート・プラネット
2024年8月12日(月・休)-12月8日(日)
ワタリウム美術館、屋外
http://www.watarium.co.jp/
開館時間:11:00–19:00 入館は閉館30分前まで
休館日:月(ただし8/12、9/16、9/23、10/14、11/4は開館)
展覧会URL:http://www.watarium.co.jp/jp/exhibition/202408/

 

ワタリウム美術館では、公共空間や路上を舞台としたアートプロジェクトを展開し、都市独自の公共性や制度に介入、交渉することで作品制作を行なうSIDE COREの個展「SIDE CORE展|コンクリート・プラネット」を開催する。

SIDE COREは高須咲恵松下徹により2012年に活動を開始し、2017年に西広太志が加入。現在は映像ディレクターとして播本和宜が参加。公共空間におけるルールを紐解き、思考の転換、隙間への介入、表現やアクションの拡張を目的にストリートカルチャーを切り口として「都市空間における表現の拡張」をテーマに屋内・野外を問わず活動してきた。近年の主な展覧会に「BAYSIDE STAND」(BLOCK HOUSE、東京、2023)、「rode work ver. under city」(CCBTアート・インキュベーション・プログラム、目黒観測井横空地、東京、2023)、「六本木クロッシング2022展:往来オーライ!」(森美術館、東京)、「水の波紋展2021」(ワタリウム美術館、東京)、個展「under pressure」(青森公立大学 国際芸術センター青森[ACAC]、2021)など。主な国際展や芸術祭に、百年後芸術祭(千葉、2024)、第8回横浜トリエンナーレ(2024)、山梨国際芸術祭 八ヶ岳アート・エコロジー2023、奥能登国際芸術祭2023、Reborn-Art Festival(石巻市、2022、2019、2017)など。

 


rode work tokyo_spiral junction year: 2022 photo: Natsuko Fukushima, Tokyo Art Beat


patch work my city year: 2021 photo: Yutaro Tagawa

 

本展では、視点、行動、ストーリーテリングをキーワードに3つのテーマに分類した作品群を展示し、美術館内部だけではなく屋外の周辺環境にも作品を展開する。視点のセクションでは、路上のマテリアルを用いて都市のサイクルをモデル化する立体作品の新作シリーズを紹介。鉄パイプの内部を鉄球が転がるインスタレーション、反射板で制作された工事用道路サインを解体し再構築したコラージュのほか、車のライトを用いた作品や陶器で制作したトーテムポールを展示する。行動のセクションでは、木更津の海岸付近に浮かぶ小島に住宅を建てるプロジェクトなど、都市の状況やサイクルに介入した行動/表現のドキュメントを展示。ストーリーテリングのセクションでは、2023年から継続している東京の地下空間をスケートボードで開拓するプロジェクト「under city」の最新版のインスタレーションを展開し、音響や照明を空間に共鳴させ、地下における知覚体験を展示空間にインストールする。

また、会期中には関連イベントとして、SIDE COREのメンバーが街歩きしながら街の歴史やストリートアートを解説するナイトツアーを開催予定。

 


untitled (wip) year: 2024 photo: artist

 

関連イベント
ツアー「night walk」
2024年9月13日(金)、10月11日(金)、11月2日(土)各日19:00–20:30
定員:10名
参加費:1,000円 (会員割引有)
事前予約制
予約方法:ワタリウム美術館1F受付またはE-mail にて予約
http://www.watarium.co.jp/2020/img/exhibition/202408/event_nighwaik.pdf

Copyrighted Image